前職中てゲエム ページ36
「Aさん！訊きましたわよ！与謝野女医とお購物に行ったんですって！
狡いわ！！ナオミだってAさんと仲良くなりたいのに！」
『…んぇ』
ナオミさんが晶子女医を敬愛しているのは見て取れていたから、狡いと云われてばくんと心臓が鳴った。
然しその心配も無用、ナオミさんは私と仲良くなりたいと云う。
『じゃあ、今度晶子女医も春野さんも誘って女子だけでお購物に行きませんか！』
「まｧ嬉しい！喜んで！！」
でも、もう晶子女医って呼ぶ位に仲良くなっていらっしゃるの…と頬を膨らませ乍俯くナオミさんが、
大変可愛らしい…とか云ってしまえばまた拗ねて仕舞われると思って心の中に留めておく。
「Aちゃん、ナオミ、居る？」
『谷崎殿！ええ。』
こんこん、と控え目に部屋の戸が叩かれ、ひょっこりと谷崎殿が顔を出す。
仕事のお知らせらしい。
恐らく訊き込み調査でもするのだろう。
…と、予想していたが違ったらしい。
谷崎殿に連れられ、私とナオミさんは喫茶うずまきに訪れた。
そこには探偵社員が皆居て、各々好きなことをしている模様。
嗚呼そうか、今日は非番だ。
「皆来てたから、二人も連れてこようと思って。それに折角揃ったンだから、恒例の前職中てゲエムでもしないかなって。」
『前職中てゲエム？』
「そう云えばしていなかったな。前職中てゲエムは毎度新入社員が入った時の恒例行事だ。」
と、国木田殿が御丁寧に解説してくれる。
じゃあ先ずは国木田さんから。と谷崎殿に促され、敦くんと代わる代わる回答する。
『うーん、銀行員？』
「否」
「警察官…ですか？」
『…教師、かも？』
「Aちゃん正解〜！ちなみに数学教師らしいよ！」
数学教師…似合うなぁ。
代わる代わる回答していく中で、絶対に太宰殿だけは前職を中てられず、
懸賞金まで掛かっているらしかった。
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うみねこ(プロフ) - sakiさん» わざわざ受験の応援までありがとうございます😢これからも精進致します！！！ので！！！！どうか御愛読下さいｯｯ！！！！ (2022年3月13日 22時) (
レス) @page41 id: 162766b2fc (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - わぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！これからも頑張ってくだい！！！！！！ (2022年3月12日 21時) (レス) id: b490b17036 (このIDを非表示/違反報告)
saki - 入試頑張ってください！！！！！！！この小説特に好きです！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年2月15日 21時) (レス) @page41 id: 0fd44e5e71 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 完熟済みの桃さん» ｲﾔｧ゛！！！！！！！私からすれば貴方しか勝たんです！、！！！！！特大ありがとうございます！！！！！！！！！！！お待たせしまくってほんと、、、申し訳無い！！！！！！ (2022年2月15日 17時) (レス) @page40 id: f55211ea64 (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - まじでこれしか勝たんと思いました。更新待ってます (2022年1月20日 21時) (レス) @page40 id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみねこ | 作成日時：2021年8月19日 0時
