身に覚え等無いンだから ページ24
「…A、と云ったか。」
此の人は、誰だ。
「貴様の、名は…菊池Aで、間違いないか。」
『…はい。ええと、貴方は、』
どうして名字を知っている。
「…生きて、いたのか。」
生きていた、とはどういうことだ。
私は記憶を無くす前、この人に会ったことが在るのだろうか。
ポートマフィアの構成員に…?面識があったとは思えない。
確かに私の行動の一つ一つは些か無謀ではあるが、ヨコハマの夜と恐れられるポートマフィアに知人が居るような無鉄砲には流石に思えない。
そんな思考を張り巡らせている間に、脱力した青年が一歩、また一歩と此方に近付いているのには気付かなかった。否、気付けなかった。私は物思いにふける癖でも在るのだろう。
気が付くと目の前に、青年が立っている。
「ッ!芥川!其の子を殺,すな!」
「…殺す?
ふわり、
云い終わると同時に、冷たい人の体温が私を包んだ。
青年に、抱き竦められているのだと判断するのに、そう多くの時間は要さなかった。
『…はァ゛?!?!』
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うみねこ(プロフ) - sakiさん» わざわざ受験の応援までありがとうございます😢これからも精進致します!!!ので!!!!どうか御愛読下さいッッ!!!! (2022年3月13日 22時) (レス) @page41 id: 162766b2fc (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!これからも頑張ってくだい!!!!!! (2022年3月12日 21時) (レス) id: b490b17036 (このIDを非表示/違反報告)
saki - 入試頑張ってください!!!!!!!この小説特に好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年2月15日 21時) (レス) @page41 id: 0fd44e5e71 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - 完熟済みの桃さん» イヤァ゛!!!!!!!私からすれば貴方しか勝たんです!、!!!!!特大ありがとうございます!!!!!!!!!!!お待たせしまくってほんと、、、申し訳無い!!!!!! (2022年2月15日 17時) (レス) @page40 id: f55211ea64 (このIDを非表示/違反報告)
完熟済みの桃 - まじでこれしか勝たんと思いました。更新待ってます (2022年1月20日 21時) (レス) @page40 id: f290e00cd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うみねこ | 作成日時:2021年8月19日 0時