23 JM ページ23
｢……でもさ、あの人可愛かったんだもん。
前から知ってて気にはなってたけど
まさかあんな場所でばったり逢うと思わなくて
話せばすごくいい人だったし……あのままで終わりたくなくてついありもしない嘘ついちゃって……
はぁ〜……まじで俺、最低だ……｣
TH｢…でもじゃないし普通に連絡先聞けばいいだけなのに。
ジミナ一目惚れなんだっけ？逆にすごいよね、めちゃくちゃな理由なのに結局ワンナイトしちゃうなんて二人とも……馬鹿じゃん。｣
｢……返す言葉もアリマセン。｣
呆れる親友は馬鹿とひたすら俺を罵り
俺は俺で自己嫌悪に陥る。
……別に騙したくて嘘ついた訳じゃない。
いや、あの時は咄嗟だったし自分でもなんでって思うけど。
いつだったかな……もうだいぶ前。
俺だけ個人的な仕事があって事務所で打ち合わせをしていた時。
｢……もう清純派を売るには年齢的に無理ね。
もう20台後半なんだからこれからはセクシー路線でいくわよ。｣
｢えっ！？……私がセクシー路線！？
無理っ……無理無理無理っ…！
マネオンニ私にはできませんっ…｣
｢やってもないのに文句言うんじゃないわよ。
いやならオーディション受かればいいだけじゃない。
あんた今回で何社落ちたと思ってんの？
10社よ10社！今は若い子がばんばんデビューしてあんたはそれに負けてる。
もうホントそろそろクビになっちゃうわよ……いいの？｣
｢…うぅ、ごめんなさい…｣
ミーティングルームでの打ち合わせ中、廊下から聞こえた会話のでかさとその内容が不可抗力で耳に入って。
｢…え、…なんかすごいの聞いちゃったね、｣
MG｢…あぁ。切羽詰まってる感があるなぁ。
確かあの子グラビアアイドルやってて最近なかなか仕事とれてないらしいんだよな。｣
｢……ふーん。｣
あまりのそれにマネヒョンと一緒にいた俺は思わず苦笑いして。
なんか必死だな、10社落ちるってキツイな、とか。
その時は何となく程度にグラビアアイドルの女の子とマネージャーっぽい女性の会話を聞いていたんだ。
ていうかこの事務所に女の子も所属していたんだ。
初耳だったなって思いながらも。
なんとなく興味本位でちらりと目線をやれば俺はその子を初めて見た時少なからず衝撃をうけた。
あ、タイプかも。なんて。
……割りと俺は不純だった。
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みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ もう続きが気になります！！更新されるの楽しみにしてます(^ ^) (2020年11月28日 18時) (
レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 初めまして^_^ (2020年11月28日 18時) (レス) id: 6c527f49bb (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初めまして。大好きなじみんちゃんのお話を探してたらこの作品に出逢えました。普段完結ものしか読まないのですが。主人公の女性の気持ちに感情移入してしまい。素敵だなと思い読ませて頂いてます。お話し執筆されるの大変かと思いますが続きを楽しみにしています。 (2020年11月4日 13時) (レス) id: 4c311be18c (このIDを非表示/違反報告)
ぽこ(プロフ) - このお話大好きです！二回目でするっと解決とはいかなさそうですね(^^)これから2人がどうなるのか楽しみです〜！ (2020年11月1日 14時) (レス) id: 6fe0a9177b (このIDを非表示/違反報告)
namicco(プロフ) - いつも楽しみによんでます。ジミンペンなのでいつもドキドキしちゃってます！ぜひ長く続けて下さい！ (2020年11月1日 13時) (レス) id: 2bc59f1f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2020年10月18日 11時
