1週間後、キミを収穫。 ページ50
密着した二人のカラダは夏らしく熱くて
空も夏らしく高く青くて。
そんな夏空の下でテヒョンは私に熱っぽいキスを落とし
軽くないそれは深く重なって私は思わず彼の衣服の裾を強く掴んだ。
｢……んっ！……まって、テヒョンっ｣
｢……やだよ。俺もう我慢しないって決めたから。｣
ちゅ、くちゅ、と絡む濡れた唇や舌に翻弄されて
いきなりの大人っぽい深いキスに呼吸の仕方を忘れ、テヒョンの低い声に私は今さら、本当に今さらぼぼぼっと頬っぺたが熱く火照る。
わん！と私達の足元にいるポチはねぇ、何してるの？とでも言いたげで。
彼はそんなポチの無邪気な視線から隠すように私の麦わら帽子を二人の顔の前にかざし、至近距離で交じる互いの瞳。
｢……A、頬っぺた赤い。ふは！すげー可愛い。イチゴみたい。｣
｢……んっ、……いきなりすぎるよっ！……私はイチゴじゃな、｣
｢やっと収穫できたしAはそれよりもっと甘いかもね？
……ぜったい誰にもやんない。｣
ふわりと笑うテヒョンのその笑顔がずっと好きだった。
私をイチゴに例えられても
好きな人との近い距離は、キスは赤面するに決まってる。
｢……じゃあ、行こっか！｣
｢だからさっきからなんの話をしてるのっ、｣
｢んー？ソウルに行くんだよ。…………俺とAとポチが。｣
｢…………は、？｣
｢あはは！今度は俺がAを楽しませておもてなしすんの！
…………やべっ、まじで時間ない！｣
意味不明で理解出来ない数々の言葉を処理できないまま私とポチがあの車に押し込まれて。
テヒョンは弾ける笑顔でとんでもないことを言うんだ。
｢……Aは俺が口内炎にならないように頑張ってね？｣
｢っ意味わかんない、口内炎って…｣
｢んはは！しゅっぱーつ！｣
1週間後、キミを収穫。
END.
---------------------------------------------
ここまで読んで下さったA様、本当にありがとうございます！
なんだかハチャメチャで長々しい展開でしたが
たくさんの嬉しいお言葉、励ましのお言葉を頂き感謝感激です！
本当にありがとうございました！
もしかしたらソウル編……あるかな、どうしよう笑
こんな作者ですがこれからもよろしくお願いします(*^^*)
ミイミイ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1385人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
tete?(プロフ) - 素敵すぎます！！キュンキュンしたし号泣しました！ぜひ続編が読みたいです！ (2021年10月22日 20時) (
レス) @page50 id: 9f2748196d (このIDを非表示/違反報告)
かおりんこ(プロフ) - 初めまして！可愛いキュンキュンするお話をありがとうございました！ソウル編ぜひお願いしたいです🙏💜 (2021年10月21日 20時) (レス) @page50 id: 938f0fcb54 (このIDを非表示/違反報告)
かづき(プロフ) - はじめまして。二人のかわいらしさにかは寄せられて、毎回更新が待ち遠しかったお話です。幸せな結末でうれしかったんですが、もう終わっちゃうのかと寂しくなりました。ぜひ、続編をお願いします。楽しみにしています。 (2021年10月20日 16時) (レス) @page50 id: 3327e12a6b (このIDを非表示/違反報告)
hal(プロフ) - はじめまして。楽しく読みました♪ ソウル編も読ませていただけましたら嬉しいです。 (2021年10月20日 16時) (レス) @page50 id: 17280345a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりか(プロフ) - キュンキュンするお話ありがとうございます（ ; ; ）ソウル変更楽しみにしてます💜 (2021年10月20日 3時) (レス) @page50 id: fc911e40d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミイミイ
| 作成日時：2021年9月9日 23時
