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認めたくないはずの偽物を自分で肯定してしまうなんて本当に私は滑稽で、どうしようもなくバカなんだと思う。
でも、これ以上苦しくなりたくなくて逃げたくなって。
開き直りに近いけど私はこうだからそれがどうした、なんて早くここから逃げ出したくなった。
噂、噂、噂。最近はこの言葉を聞くたびに胸が抉られるように痛いしうんざりで。
本当の私なんて職場には必要なくて仕事にも必要ない。
所詮ここには私の居場所はないし安らぎだってない。
生きるために生活するために身を置いてるだけなんだ。
あぁ……こんな自分本当に面倒だし大っ嫌い。
TH｢……ちゅーしてカラダ触っただけで泣いたり慌てたりしてんのに自分でそれを認めんの？｣
｢これがっ……私のやり方です。｣
TH｢……へぇ。慣れてるようには見えないし全部ぎこちないのに？｣
｢っもういいでしょ……離れて、｣
きっと今さら私が大人ぶっても偽物を取り繕っても彼には全部見抜かれている。
開けられたブラウスを戻そうとしても指先だって震えてるしなかなか上手く出来ないし、泣きながらだなんて……こんなの説得力もくそもない。
そして、そんな私の見え透いた嘘偽りを見逃してくれないのがテヒョン君なんだ。
TH｢……もう全部最初から分かってるんだってば。
今さらそんな嘘ついたってだめだって。
ホント…先輩はバカだよね。｣
｢……！うるさいっ｣
TH｢……あーもうまじでむかつく。
俺を怒らせればどうなるか分かってんの？｣
｢……っ知りません。……やだ、やめてよっ……んむっ｣
なかなか上手くボタンを閉めれず涙はぽろりと頬を伝う。
そんな私の言葉や全部の嘘に呆れや苛立ちを含ませながら両手首をとり再びちゅ、と落とされたキスに何がなんだかもう、分からない。
あなたを怒らせる原因が何なのかも分からない。
TH｢…先輩はもう俺から逃げれないよ。
もうちゅーだってしちゃったし？
無かったことになんかさせないしずっとこの先俺で悩めばいい。｣
｢…っ意味がわからな、｣
TH｢はは。意味なんかこれから知ればいいでしょ。
分からない、じゃなくて少しは自分で考えたら？
なんならこのまま先輩のデスクの上でイケナイことしちゃおっか。そうすればわかるんじゃん？｣
その妖艶な微笑みは物事をこじらせる私には無縁すぎるのに。
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ミイミイ(プロフ) - まいさん» まいさんいつもありがとうございます！(*^^*)ジンニムついに動きましたね作者の妄想が止まりません！暴走するかもしれませんが引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです！更新も頑張りますね！(*^^*)ありがとうございます！ (2019年11月15日 20時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - しんはるさん» ドキドキしてくれるなんて嬉し過ぎます感激です！また楽しんで頂けるように更新も頑張りますねまた遊びに来てくださいね！(*^^*)作者ギャップ大好物です！頑張ります！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» ぽちさん嬉しいよー！読んでくれてありがとうございます！ぴょんて作者にこれからもお付き合いして下さい笑更新も頑張りますー(*^^*)大好きです！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - てじそく.さん» その反応たまんないですー！てじそく.さん私が大好きですまじで！！これを活力に更新頑張りますね！(*^^*) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも読んでる『まい』です！ジンニム、、くぅ〜たまらない！待ってました強引なジンニム！悪くて強引はジンニムにない印象なので、ギャップみたいなのがたまりません！今後も期待してます(^ ^) (2019年11月15日 16時) (レス) id: 2478bd21b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年10月14日 16時
