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最近私は、こうやって言葉を詰まらせてしまう機会が多いと思う。
……なんかもう、いいや。
疲れた。私の事なんかほっといて。
キミは私の何を知っていて何を疑ってるのか分からないけれど、それに対してイチイチ反応する自分にもう疲れた。
｢……私より似合ってるね。｣
TH｢……は？｣
｢その眼鏡……私なんかよりあなたの方が似合ってる。
だから、あげる。｣
やけくそに近い投げやりな私の反応に眉を潜めたキム テヒョンは怪訝そうにするも、その微妙な表情にすら普段私の着けてる眼鏡が凄く似合ってる。
……ちくしょう。
今時のイケメンは何を身につけても様になるのか、なんて思考回路が鈍くなり最早めちゃくちゃだ。
でも、似合ってるのは本当だしその眼鏡だって本望だろう。
私なんかよりこの子に着けてもらったほうが幸せだろうな、なんてぼんやり思う。
TH｢……ねぇ先輩、こっちみて。｣
｢……ちょ、何する｣
ダガダガとキーボードを高速で打ち込む私の椅子ごとぐるりと向かされて。
カラダごと後輩君の方へ引っ張られた私に、
伸びた手がそっと頬を撫でてびくりと肩が跳ねた。
TH｢……俺が似合っててもこれは先輩のでしょ？
眼鏡はもう誰にも取られちゃだめだよ。この髪もほどかれたり乱されちゃ……絶対だめ。｣
｢……なに言って、｣
TH｢……んふ。やっぱ似合ってる。
さっきのダルそうなイケメンにばっかり振り回されちゃ……だめ。｣
ゆっくりと着けていた眼鏡を外す指先が綺麗で
それをそっと私に着けた指先がすごく綺麗で。
びっくりして思わずぎゅっと目を瞑ってしまえば、離れてくれないそれがするりと私の頬を撫でた。
閉じた瞼を開ければにっこり笑顔を浮かべた後輩君はただひたすらにだめ、と言いながらデスクに置かれた昨日着けていたシュシュを私の手首にくぐらせる。
彼の言葉を理解するよりも、一連の今の動作と交わった瞳とその可愛い笑顔にカラダがピタリと固まって。
さっきのゾクリとする雰囲気とはガラリと変えた今の笑顔に戸惑ってる私は、本当に疲れているのかもしれない。
TH｢……本当の先輩を見つけて……ハダカにするのは誰なんだろーね？｣
ゾクリとしたり可愛らしさを持っていたり、含みのある卑しい笑みだったり。
……この社内には私にとっての敵が多すぎる。
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ミイミイ(プロフ) - まいさん» まいさんいつもありがとうございます！(*^^*)ジンニムついに動きましたね作者の妄想が止まりません！暴走するかもしれませんが引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです！更新も頑張りますね！(*^^*)ありがとうございます！ (2019年11月15日 20時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - しんはるさん» ドキドキしてくれるなんて嬉し過ぎます感激です！また楽しんで頂けるように更新も頑張りますねまた遊びに来てくださいね！(*^^*)作者ギャップ大好物です！頑張ります！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» ぽちさん嬉しいよー！読んでくれてありがとうございます！ぴょんて作者にこれからもお付き合いして下さい笑更新も頑張りますー(*^^*)大好きです！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - てじそく.さん» その反応たまんないですー！てじそく.さん私が大好きですまじで！！これを活力に更新頑張りますね！(*^^*) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも読んでる『まい』です！ジンニム、、くぅ〜たまらない！待ってました強引なジンニム！悪くて強引はジンニムにない印象なので、ギャップみたいなのがたまりません！今後も期待してます(^ ^) (2019年11月15日 16時) (レス) id: 2478bd21b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年10月14日 16時
