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ぼろりと涙が流れる私を薄目を開けたまま見つめ、半笑いになる彼にただただ、悔しさが込み上がる。
なんで、どうしてって疑問は無くならないのに聞いた所できっとこの男は、私を罵りバカにするだけで……埒が明かない。
社内に似合わないくちゅ、と鳴る水音は止むことなく小さく響き、切羽詰まった吐息と相まってこんなのオフィスに似合う訳ないのに。
カラダは力が入らず震えるばかりで行き場のない手は１つに纏められ。
壁に押し付けられた全部に苦しさは無くならない。
YG｢……へばるなよ。もっと絡ませろって。｣
｢……んっ……ふぁっ……まって、……やっ｣
濡れた舌が私の口内奥深くまで潜り込み絡み合う。
びくりとカラダが跳ねて、逃げようとすれば後頭部をぐいっと引き寄せられてまた捕まって……唇が重なる。
吸って啄んで舐められて全部が絡んで、一方的なそれは
もうどのぐらいの時間、私をここに留まらせていたのか分からない。
こんなに私が涙脆いなんて知りたくなかった。
こんな自分を、他人になんて見せたくなんかなかった。
私はユンギ君に仕事をお願いする事はあっても横暴な態度をとったつもりもないし手ぶらではあの部屋に行かなかったしいつだって、下手に出て敬っていたつもり。
でもそれは、あなたには伝わらなかったのかな。
こじれてしまった同期で仲間という二人の関係。
私の何がそんなに気にくわないのかユンギ君はただひたすらに激しいキスをして、バカにするような表情を浮かべては意味の分からない言葉を紡ぐだけ。
泣きたくなんかないのに止まってくれないそれが頬を伝う度に掬うあなたの指先が分からない。
徐々にゆっくりになる口づけの合間に、きゅっと腰を引き寄せる優しい仕草の意味が分からない。
YG｢……俺はお前が嫌いじゃねぇ。
下手くそなキスだってその涙も……全部嫌いじゃねぇ。｣
｢……ぐすっ……意味がわからないっ……も、離して……｣
YG｢……はは。不細工。すっげー不細工。｣
きゅ、と口角を上げたまま下手くそ、不細工と罵られて。
ちゅ、ちゅ、と顔中に口づけが降り涙がその薄い唇に掬われて両頬を大きな掌がそっと包み込んだ。
何もかもが分からなくてみっともなくて。
唇をまたぎゅっと噛んでしまえばそんな私を見つめるユンギ君は楽しそうに笑った。
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ミイミイ(プロフ) - まいさん» まいさんいつもありがとうございます！(*^^*)ジンニムついに動きましたね作者の妄想が止まりません！暴走するかもしれませんが引き続き楽しんで頂けたら嬉しいです！更新も頑張りますね！(*^^*)ありがとうございます！ (2019年11月15日 20時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - しんはるさん» ドキドキしてくれるなんて嬉し過ぎます感激です！また楽しんで頂けるように更新も頑張りますねまた遊びに来てくださいね！(*^^*)作者ギャップ大好物です！頑張ります！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» ぽちさん嬉しいよー！読んでくれてありがとうございます！ぴょんて作者にこれからもお付き合いして下さい笑更新も頑張りますー(*^^*)大好きです！ (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - てじそく.さん» その反応たまんないですー！てじそく.さん私が大好きですまじで！！これを活力に更新頑張りますね！(*^^*) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
まい - いつも読んでる『まい』です！ジンニム、、くぅ〜たまらない！待ってました強引なジンニム！悪くて強引はジンニムにない印象なので、ギャップみたいなのがたまりません！今後も期待してます(^ ^) (2019年11月15日 16時) (レス) id: 2478bd21b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年10月14日 16時
