俺とヒミツの恋、しよ？ deep night ver. 3.5

just　one　day　82　JN ページ35

想い合ってる男女が１つのベッドで肌を重ねる、なんて表現は綺麗で品があって聞こえは良くても実際は結構卑猥だと思う。




少なくとも今の俺の感情は後者で、綺麗な感情よりも酷くガキっぽい男のそれだし優しくしなきゃ、と思っているのになんでだろう……めちゃくちゃにしたい。






いくら歳が離れてても、キミが高校生でも、小柄で可愛らしい印象でも。ちゃんとカラダはオトナだし何なら思った以上に成長してるし今まで何回か軽くキミを乱した事はあっても、それは衣服を身に付けたままだったし……制服だった。






根は真面目だからかな、制服はどこか悪い事をしているんだと俺に知らせてるような気がして……あと一歩の場面で思いとどまっていたのに今日はなんか……ダメ。









　

ちゅ、ちゅ、と胸にキスをしてぱくりと食べれば硬化したそれを舌と唇で苛めたくなる。
熱くて濡れたそこがぎゅっと指を締め付けてくるから沈めた指で大胆にかき回したくなる。
……もう、やめてって言われても無理。









　

　

　
｢……あんっ……あっ…やだっ……｣




｢……やだっていっちゃだめ。俺はもっとしたい。｣




｢…変になっちゃう、……あっ……やぁっ｣








　





舌先で転がす蕾は甘くて、だめ、と何度も力なく首を振りればその度に大好きな香りが俺の部屋に舞って。





ぎゅっと俺の肩を掴んで唇を噛みしめて。
ぽろぽろと涙を流してベッドに着いた膝はガクガクとその小さなカラダごと震わせて。





苦しい、変になる、おかしくなる。
……悪いけどそれって全部男にとってはたまんないしそんなの聞いちゃえば尚更止める気なんてないし。




苦しいの先を教えてあげる、沢山泣かす、俺って只の男で……えげつないって言ったよね。と頭ん中に最低で自分勝手な感情ばっか引っ提げて。









　



　
｢…………っ……あぁっ………んっ…おっぱ……だいすき、｣









　
　
俺にしがみついて乱れるキミをこの目に焼き付けたくて男の感情が爆発して。
酷くしたくて泣かせまくってる俺なのに俺の顔を震えた華奢な手が強引に上を向かせて目線を奪う。




頬を包むその手は震えてるのに暖かくて。
ぐいっと引き寄せて至近距離で濡れた瞳と俺のそれがばちん、と交わり一筋の涙が桃色のほっぺたをゆっくり滑る。





だいすき、と小さく紡いだ唇にちゅうっと俺の唇が奪われて。
止まない刺激に全身を震わせたキミは……やっぱり小悪魔だ。









　
　

just　one　day　83→←just　one　day　81　JN

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す