just dance 22 ページ22
立ち込める湯気が狭いシャワー室を包み込み、熱めのお湯が二人の素肌を濡らしていく。
仕事終わりな上に汗だくになりながら踊ったカラダはお世辞にも綺麗とはいえなくてとりあえずシャワーを浴びよう、と提案したホソクくんは当たり前のように私の衣服をスルスルと剥いでしまって。
嫌な予感がするのと同時にふわりと抱き上げられて連れて来られたのはスタジオの奥にあるシャワー室。
恥ずかしいから嫌だと言ってもにっこり微笑んでだめ、と言われてそのまま頭からお湯をかけられてしまえばもう、ここからは出られない。
｢……恥ずかしいよ、ホソクくんっ……｣
HS｢…うん。恥ずかしいね。でもいい加減こっち見て？
後ろ………ガラ空きだよ。｣
｢ひゃっ！………あっ……だめっ……｣
カラダを隠したくても小さなタオルじゃ意味がない。
男性とシャワーを浴びるなんて経験はあるわけないしあまりにもハードルが高すぎて。
恥ずかしくて最早しにそうで、それでなくても大好きなホソクくん。恥ずかしさのあまり壁にぴたりと張り付いて必死に背を向ける私はたぶんばかなんだと思う。
優しい声色なのに余裕があって、優しい声色なのに……意地悪で。どこか楽しそうなホソクくんは後ろからきゅ、と私を抱きしめて首筋や肩、背中にキスを落としてく。
勢い良く流れるシャワーの音は大音量なはずなのにそれとは違う厭らしい濡れたリップ音ばかりが耳に響いて、甘い刺激にカラダが勝手に跳ねて。
HS｢……声、可愛い。もっと聞きたい。｣
｢……やっ……待って、……んっ、｣
ホソクくんの素肌が、胸板が背中に当たる度にカラダが強張って。私を引き寄せるのと同時に後ろからするりと胸を揉まれてしまえば、途端に高い私の声がシャワー室に響いた。
濡れた髪に何度もキスをして目の前で彼の手によって形を変える自分の胸。
やわやわと優しく包みながらも時折イタズラに中心を指で弾いて、強い刺激にカラダは震えて。
HS｢……全部洗ってあげる。今日は俺……もう止まんない。｣
……酷く艶っぽくて甘くて色っぽい声が耳元に響いて。
くちゅ、とそのまま耳に舌を這わされてしまえばぶわっとカラダが熱を持つ。
こくり、と小さく頷けば力強く振り向かされて熱いキスが降ってきた。
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(名前)ななナル(プロフ) - もう何度も読み返してます^_^大好きなお話です。 (2021年5月29日 22時) (
レス) id: 97d380efff (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - kuro｡｡さん» 読み返してくれるだなんて感激です！これからも好きでいて頂きたいので作者また頑張ります！テヒョン編も読んでくれたら嬉しいです(*^^*)コメントありがとうございます！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - あやさん» あやさん！？お久しぶりですー(*^^*)作者の妄想に付き合ってくださいね笑わーい頑張ろうっと(*^^*) (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - たきゆさん» 最高なコメントをありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！ドキドキを継続できるようがんばりますね！テヒョン編もはじまりましたのでよかったら読んで下さいね(*^^*)ありがとうございます！ (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ぽちさん» 嬉しいよー！いつもいつも本当に励みになります！ホソクくんは書いてて楽しかったし新鮮でした笑 次のテヒョン編もぜひぜひよろしくお願いしますね(*^^*) (2019年6月9日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年5月24日 14時
