danger 16 ページ35
JM｢……ごめんって何だよ……卑怯じゃん。｣
｢……ふぇっ……ひっく、……うぅっ｣
JM｢……昔っからそうやって泣けばどーにでもなるって思ってたんだろ？俺を混乱させて試して馬鹿にして。
ずっと露骨に避けてたくせに……いきなり押し掛けて泣きながらふざけたお願いして……何なんだよ！誰のためなんだよ！……はぁ……おかしくなりそう。｣
｢……ふっ……ごめんなさっ……ごめ、ねっ……ジミンちゃんっ……｣
涙が止まらない。
……ジミナがこんなに感情を爆発させるなんて初めて見たよ、初めて知ったよ。
でも謝ることしかできないよ、
好きって気づいたのはついさっきだしそれを伝える間もなくこんなに全否定されちゃえば……私はもうこれ以上ジミナに何も言えないよ。
苦しいよ、……無知で浅はかでどうしようもないぐらい馬鹿でお子様な私には無理だ。
好きさえ知らなかった私にはそれを伝える勇気はもうないしそんなツラそうな顔も見たくないしさせたくないんだよ。
JM｢……もういい。も、やめよ。
俺、幼なじみはうんざりだ。Aといれば腹が立つ……もう俺ら幼なじみやめよ。｣
｢…そ、だね………今までごめんなさっ…｣
……ずっと離れたままの方が良かったんだろうな。
でもね……キス、初めだったんだけど……な、
ジミナの暖かい掌や指先で撫でられるのはすごく嬉しい反面気持ちよくておかしくなりそうだったんだよ。
優しいあなたの香りは大好き。
落ち着くし抱きしめられてるみたいで胸が高鳴った。
ついさっき見せた髪を掻き上げる仕草、きゅんとしてあんな場面なのに格好いいなって不謹慎にも思っちゃったんだよ。
テヒョン君から引き剥がしてくれてた力強い腕だってあんなに息を切らせて駆け付けて……その時点で本当はぎゅって抱きつきたかった。
今さら、本当に今さら好きの気持ちがこんなに溢れるなんて私はたぶん恋愛に向いてないんだろうね。
今さらジミナには何も言えないしどうせ涙しか出ないのは分かってるし……結局私は泣き虫だから。
幼なじみをやめると言われた手前、最後くらいはまた優しいジミナのあの柔らかい笑顔を見たくてぎこちなく下手くそにも笑おうと思って。
背を向けこの部屋のドアに手を掛けて振り向いた私をジミンちゃんは強い力で引っ張ってぎゅっと抱きしめた。
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ymmfsm395(プロフ) - 初めまして。ジミンペンですが、貴方様が書くジミンさん素敵でドキドキしました。ミイミイさんが書くジミンさんのおはなしが読みたいです。 (2020年11月29日 20時) (
レス) id: 73b59513c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - (名前)れなさん» わぁー！ドキドキして頂けるなんて感無量です！(*^^*)ぴょんて表現……きつくないですかキモチ悪くないですか……本当に不安です( ；∀；)でもそう言ってくれる方がいらっしゃるだけでも救われます本当にこちらの方が感謝です！またいつでも遊びに来てくださいね(*^^*) (2019年10月16日 8時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)れな(プロフ) - ミイミイさん！ほんとにありがとうございます、、いつもドッキンドッキンして読んでます、、特にピョンテのところは心臓が破裂しそうです。私が叶えたくても叶えられない夢を見させていただきほんとに感謝しかないです、、これからもミイミイさんの作品を読み続けます！ (2019年10月15日 21時) (レス) id: 88f8847ca6 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - わいわいぱっくさん» わー！嬉しいすぎます本当に嬉しいです！！そのお言葉を大切に大事にして納得のいく作品を描いていきたいです(*^^*)ありがとうございます！また遊びに来てください(*^^*) (2019年8月22日 16時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
わいわいぱっく - 初見です、、ミイミイさんの作品は ひとつひとつがクオリティー高くて すごいです。頑張ってください (2019年8月21日 11時) (レス) id: 443d6f8bfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2019年3月25日 3時
