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気にしすぎかな。
顔色ひとつ変えない目の前のシュガさん。
……よかった。
バレてないなら私の勝手な勘違いだし、あなたにもう用はない。
今回彼のグループのメンバーから感じた視線もきっと気のせいだったんだ。
｢……引き止めてしまってすみません。
シュガさんに覚えてもらえるように活動頑張ります。…では。｣
……ふー。
少し安心した。確かにいま考えればあの非常階段は薄暗かったし私なんて見えなかったかも。
くるりと背を向けて来た道をゆっくり歩き出す。
早く今は事務所に帰ってメンバーの顔が見たいな、なんて気持ちが浮わついた私を引き止めたのはシュガさんの低い声。
YG｢……言いたい事があるならちゃんと言えば。｣
｢……はい？｣
YG｢……何考えてるか知らねーけどわざわざ引き止めてする会話じゃねーだろ。
はは。枕営業おつかれさんって言ってほしかったか？｣
後ろから聞こえた彼の声に振り向いた。
皮肉を目一杯含んだ一言にカラダが力んだのがわかって。
｢……何の事ですか？｣
YG｢……あんた、ここ最近ずっと俺を睨んでるよな。｣
｢……自意識過剰じゃないですか。そんなつもりはないですよ？｣
YG｢……ステージで睨まれて、今は嘘くせー笑顔張り付けて。
何か言いたくて俺にこうやって声かけたんじゃねーの……違うか？｣
……なに、この人。
苦手なんて思っていたけれど撤回する。
やっぱり嫌い。……大嫌い。
YG｢……局のプロデューサーに有名カメラマン。
枕営業を俺に見られて焦ってんだろ？｣
｢……人違いじゃないでしょうか。｣
YG｢……拡散する価値もないし下らねー。
そもそもあんな場所でヤる方に落ち度があんだろ。｣
……言葉が出ない。
握った掌が震えるのはきっと全部図星だからなんだろう。
酷く心に突き刺さるシュガさんの言葉。
｢……私とあなたは�狃藺侈稔爐覆鵑任垢茲諭�｣
私の苛立ちと彼の挑発的な口調。
シュガさんが敢えてさっき初対面だと言ったのはなんで？
�狃藺侈稔爐魘�調すればぐいっと腕を掴まれて。
荒々しく近くの誰もいない控え室のドアを閉めればどんっと壁に押し付けられて。
至近距離で交わる目線に逸らせなかった。
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ミイミイ(プロフ) - sumomoさん» 読みやすいなんて……そういう部分を褒めて頂けるのは本当に嬉しいです！こんな作者ですがこれからも頑張りますので宜しければまた読んで下さいね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 14時) (
レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - ianさん» 返信遅くなってしまい本当にごめんなさい(>_<)引き続き読んでくれるように作者なりに頑張りますね！ありがとうございます(*^^*) (2020年10月16日 14時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
sumomo(プロフ) - 読みやすくて面白いです！更新の予定ありますか？？ (2020年1月28日 10時) (レス) id: 386effc071 (このIDを非表示/違反報告)
ian(プロフ) - もっと壊れた主人公がみたいです。 (2019年8月2日 1時) (レス) id: 3ca682ce22 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミイ(プロフ) - みーさん» めちゃくちゃ嬉しいです！好みが別れるお話ですが最後までどうかお付き合いくださいっ(*^^*) (2019年1月5日 20時) (レス) id: 07d9352f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーふん
| 作成日時：2018年12月9日 18時
