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______スキなのは分かるんだけどさぁ、さすがにそのマーキングの仕方はキモチワルイって。 ページ4

姫咲「ひッ…高ッ……」

『…落ちてみるか?』

姫咲「それはッや、めてくれるかな…?!!」

腕の中で震える姫咲を見て、少し支配欲が満たされる。私はやっぱり、誰かの上の立場が似合ってるな。

『なぁ姫咲、他の奴らのネタとか無いのか?』

姫咲「ネタって、そんな酷い言い方っ…!!」

私は、口答えをしようとした姫咲を木の幹に下ろす。そして、肩に手を置いて微笑んだ。

『今は私が訊いてるんだよ。口答えすんな。
お前は事実を話せばいい。それとも、なんだ。





______ここから落ちてみるか?』

姫咲「ッ…!!や、ぁッ……」

『嫌ならさっさと話すんだな、私は待たされるのが嫌いだ。』

私はいつでも姫咲を落とせるように、肩をがっしりと掴んでおく。別に、コイツが死のうがどうだろうが、正直どうでもいい。

姫咲「い"ッ…ぁ"……」

『…?早く話せよ、落としちまうぞ。』

牽制の追加と言わんばかりに、強く肩を掴む。姫咲は涙を流して呻くばかりで、話す気配が無い。

______傷?

姫咲の肩、私が掴んでたところに、大きく切り傷ができていた。これは…ナイフでやられたのか?

しかも、ハート型に跡ができてる。気持ち悪。趣味悪。頭も悪そ。

『……ふーん。』

姫咲「ッあ、ごめ……これ、えっと……」

『私のオモチャに手出すとか…ウザ。
どうせキラー辺りだろ、この傷。あァ、なんか、本当に……はぁ、むかつく。』

姫咲「な…ッに、して______?!!」

私は私と姫咲が立っている木の幹の付け根を折る。もちろん私と姫咲は真っ逆さまに落ちていく。姫咲はギュッと目を瞑り、体を震わせていた。
こういう時に正しい対処法が取れないから、さっきの傷跡付けられた時みたいにいいようにされるのになぁ。本当、聖女サマは正真正銘のバカだなぁ。

私は姫咲の腕を掴み、また近くの木の幹を掴む。勢いで木の幹は折れ、少し勢いが落ち、また落下。太そうな木の幹に目を付け、足を引っかけ、手も引っかけてぶら下がる。

足は折れたな、コレ。
私が思考している間にも、姫咲は呻き声を上げている。あぁ、耳障りな声。お前は関節外れた程度で済んだでしょ。感謝して欲しいくらいなんだけど。

『ん…でもここから上に登るのは難しいなぁ。』

私は姫咲の腕をパッと離す。
姫咲はハッと、最期に私の方を見た。

恐怖に歪んだ、青白い泣き顔で。


















______ぐちゃ。

______朝の星座占い、2位だったんだ。→←______やめてよ、なんか私がワルモノみたいじゃないか。



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リオア - 無理しないで下さいね 。 (2022年11月5日 11時) (レス) @page17 id: 6b5b2130a0 (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - 無理しないでね。 (2022年11月5日 7時) (レス) @page17 id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
もちもちいっぬ(プロフ) - 無理せんといてくださいな😣 (2022年11月5日 7時) (レス) @page17 id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - 待ってる。 (2022年11月4日 15時) (レス) @page17 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 花姫じゃなくて姫咲だった。間違えてた。 (2022年10月17日 8時) (レス) @page12 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あきす | 作成日時:2022年8月11日 13時

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