しゅごキャラ！パロ 俺のココロ解除(アンロック)！ 1

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そしてもう一つは、自分がまだ未完成でなりたい自分を探すうちに
自分に足りないものがしゅごキャラになって現れるパターン。

イロハ「ウチ等さとくんのしゅごキャラは3人ともこっちのパターンやな。」
フヨウ「翼のしゅごキャラである俺もこっちのパターンになるのかな。」

ヒル「俺達の中だと俺ヒルガオ、アザミ、レン、スマイル、リン
がこっちのパターンになるよ。」

大野「でもね、本当の自分やなりたい自分が形になったしゅごキャラが
生まれても時に壁にぶつかって前に進めなかったり深い霧がかかって
先の未来が見えなくて不安になる事は誰にだってあるの・・。」

大野は絵本を取り出すと藤ヶ谷に渡しました。

藤ヶ谷「絵本？こころのたまご？(そう言いながら絵本も捲って読む)」


たまご達の中には偶に迷子になってしまう子もいるんです・・

たまご「僕は誰のたまご？何処から来たの？何処に行けばいいの？」

犬「ワンワン、知らないよ。僕のたまごはちゃんとあるワン。」
猫「にゃあにゃあ、知らない。私じゃないわ。」

たまご「僕の持ち主は何処にいるの？」

迷子のたまごは旅に出ました。持ち主の子に出会う為に・・・

たまご「どんな子なんだろう？早く会いたいな・・。」


今井「この絵本はジャニーズ事務所に代々伝わる絵本だよ。」
フヨウ「この絵本はこころのたまごを題材にして描かれたんだって。」
藤ヶ谷「・・ココロが迷子。」

藤ヶ谷はふと横尾とアリウムの事を思い浮かべた。


大野「俺にもココロが迷子になった事があった・・。
俺にしゅごキャラが3人も生まれたのはこんな気持ちからだった。」

シア「俺シアは『ダンスが上手くなりたい』っていう智の気持ちから生まれた。」

イロハ「ウチ！イロハは『人前で歌うのが苦手で緊張しないで歌えるようになりたい』
っていうさとくんの気持ちから生まれたんや！」

ペイン「僕ペインは『喋るのが苦手で明るい性格になりたい』っていう智くんの
気持ちから生まれたんだよ！」

エビキス「へえ〜。」

大野「ダンスや歌が上手くなりたくて必死に頑張っても上手くいかなくて
悩んで京都に行って約2年間1日5公演の辛い舞台だったけど必死に頑張った・・。」

シア「そんな事もあったな・・。」

イロハ「今はもう辞めちゃっていない先輩達も同世代の子も関西Jrの子達も
皆どんなに辛い状況でも必死に頑張ってたんよ。」

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