しゅごキャラ！パロ 俺のココロ解除(アンロック)！ 1

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音無「可哀想なたまご。
持ち主にいらないと言われてしまったのね・・。」

腰までの長い銀髪をゆるふわカールにした女の子はXが付いてしまい
横尾の元から離れてしまったアリウムのたまごを彼女はジッと見つめ
ながらそう呟いた。



side 藤ヶ谷太輔

今日は久しぶりにキスマイ全員が揃い雑誌の撮影の仕事だった。

藤ヶ谷「おは・・」
宮玉千「シー！」
カレアシマ「シー！」

楽屋に入ると宮玉千とカルセとレンとアザミとシオンとマイケルがいて
挨拶しようとしたら静かにしてと言われてしまった。
一体どうしたんだ？

藤ヶ谷「(小声で)い、いきなり何？」
カレアシマ「(´･_･`)σ(ある方向に向かって指を指している)」
藤ヶ谷「？？・・渉？」

しゅごキャラ達が指を指した方向には楽屋のソファで珍しく寝ている
渉がいた。渉が寝ているから静かにしろって事か？


宮田「(小声で)なんか顔色が悪くて体調でも悪いのかな・・。」
玉森「(小声で)それに前より痩せてない？」
千賀「(小声で)元々痩せてるのにこれ以上痩せたらヤバイよ・・。」

藤ヶ谷「(小声で)そっか、後でちょっと渉と話してみるよ。
教えてくれてサンキュ！！」

心配そうな顔をしている宮玉千の頭を少しでも安心出来るように
撫でてやると3人とも少しだけホッとした顔をした。

ヒル「(俺の気のせい？アリウムの気配がないように感じる・・。
まさかっ！！ど、どうしよう！太輔に言う？で、でもっ！！)」

ふと寝ている渉のほうを見ると渉の周りにいて心配そうに見ている
ヒルガオ達がいて何処か悩んだような顔をしていた。

藤ヶ谷「・・ヒルガオ？」


ガチャッ！！

北山「はよ〜(p_-)。・゜」
二階堂「お、おはよ・・。」

前までは仕事に影響を出すぐらい反抗的な態度をしてちゃんと挨拶しなかった
二階堂だけどある日からまだ何処かぎこちないけど挨拶をするようになった。

どうやら北山と真剣に話し合いをしたらしい・・。
でもまだ何処か二階堂は落ち込んでいるように見えるけど大丈夫か？

藤ヶ谷「(渉も二階堂も何に悩んでるの？)」

そういえば渉を見てからなんかヒルガオ達の様子が可笑しいような？
渉を見てしゅごキャラ達は何かを感じているのか？

仕事の時間になり渉も起きてメイクをして仕事開始。
撮影の合間に渉や二階堂の様子を見ると2人とも何処か上の空状態
でそれはまるで心が無いように見えた。

藤ヶ谷「渉・・。」

仕事が終わったら渉に聞いてみるか・・。

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