しゅごキャラ！パロ 俺のココロ解除(アンロック)！ 6

5 ページ20

マリウスは言おうとしたが言えず、顔を俯かせた。
そんなマリウスに安田と丸山は優しく声を掛けた。


安田「別にマリウスくんを責めてるんちゃうんやで？」

丸山「せやで、マリウスくんとカンパニュラくんも心配やから
話を聞こうとしてるだけやねん。」

マリウス「安田くん、丸山くん・・あの・・」

マリウスはゆっくりと安田と丸山に今までの事を話した。



安田「そんな事があったんか・・」

マリウス「で、でもっ！たいぴーだって僕の前でわたや
河合くんの話するし、僕の知らない時の話したりするもん！」

丸山「それでお返しに藤ヶ谷くんの前でたつよしの名前出したら
キレられてこうなったって訳か・・。
だからってカンパニュラくんにまで怒らなくてええやん。」

マリウス「っ・・ごめんなさいっ・・。」
安田「謝るんは俺達ちゃうやろ。」

安田がリュートとメトロと一緒にいるカンパニュラを指差した。



カンパ「ま、マリ・・」

マリウス「カンパニュラ、ごめんね。
カンパニュラに八つ当たりして傷付けてごめんね・・。」

カンパ「ううん！僕も言い過ぎたの。マリ、ごめんね。
僕はもう大丈夫！」

マリウスとカンパニュラは仲直り出来たみたいだ。


メトロ「仲直り出来て良かったな！」
リュート「ホンマやな！」

安田「あとは藤ヶ谷くんと仲直りやな！」

丸山「マリウスくん、今俺達に話す事ちゃんと藤ヶ谷くんにも
話して謝るんやで。」

マリウス「たいぴー、許してくれるかな？」
安田「ちゃんと話したら藤ヶ谷くんやって分かってくれるって！」
丸山「頑張って！」

マリウス「はい！安田くん、丸山くん、ありがとうございます！」
カンパ「メトロさんとリュートさんもありがとうございます！」


そう言ってマリウスとカンパニュラは安田とリュートと
丸山とメトロに頭を下げてお礼を言うと走って藤ヶ谷がいる
お店にまだいる事を祈りつつ向かったのだった。



一方その頃、藤ヶ谷達はというと・・


藤ヶ谷「はあ、それにしてもマリとカンパニュラにあんな酷い事
言っちゃった。謝っても許されなかったらどうしよう。
俺は、なんて大人気ない事をしたんだ！」

ヒルガオ「太輔・・。」

大倉「こんな所でウジウジしとる場合か？
早う、マリウスとカンパニュラを探して謝るで！」

藤ヶ谷「そ、そうですね。」


Xキャラ「ムリムリッ！」

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す