最強の妹は自由を駆ける【東京リベンジャーズ×呪術廻戦】

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決戦当日


「うひゃ〜〜すーごい人！こりゃすごいや」

決戦会場に出向くと、ほんとひと昔前のチンピラが一匹二匹三匹・・・やめよ
とにかくここ一体の不良の中では相当なビックイベントなんだねコレ

え、まってまってめっちゃイケメンいるじゃん兄弟かな？
私みつあみ君タイプ〜〜！

そんな感じで呑気な私は今どこに居るかというと
ギャラリーの周りを囲む廃れた建設工場の上でーす

やっぱり上から見るのが一番いいね、

すると、『主役共もぉ!!!登場だぁ!!!』

「お、いよいよだね」

実を言うとただただ興味もあるんだよね
不良の大喧嘩
みんなどのくらい強いのかな〜

どっかり座ってビニール袋を漁る
プリン、シュークリーム、ミルクレープ、、はあ最高

仕切りにお礼を言うマンジローやっぱいい子
『行くぞ東卍!!!!』

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食べながら、しばらく喧嘩を眺める。
うわ、千冬かっわいい
イケメン三ツ谷まじイケメン
え、ドラケンほんと、中学生って証明できるものある？？逆に
半間うっっざ。理由は特にない
ねえええええマンジロー！車は豆腐じゃねえんだよ！

そういえば、私ってこの子らよりもいっぱい殴ってきたし蹴ってきたけど‶勝つ”とか”負ける”とか、考えたことなかったかもな、
あっちじゃ”祓う”か”死ぬ”かだ
みんな勝ちたくて喧嘩して、勝った先に何を見据えてるんだろ
・・少なくとも、皆笑ってるんだろうな
祓って祓って、心の底から笑えなかったのが傑なんだよねえ

ここで昔の回想一つ。
悟と二歳違いの私は傑や硝子さんと授業で関わる機会はあんまりなかったけど、妹ってのもあって高専に入学する前からよく遊んでたんだよね
あ、ちなみに私基本歳の差関係なく呼び捨てだけど、硝子さんは私の中で、第一印象から”大人オブ大人…!!!”だっだから、呼び捨て無理だった。
傑には怒られたよ、このスタンス。やめないけど。


ぼやーっと昔の青春に浸っていたが、ふと思った

「あれ、場地を守ってって、場地いないじゃん」

グラサン取って探すけど、見当たらない
まさかもう手遅れってことないよね？？

場地探しが優先だってわかってるけど、さっきからマンジローが危うい
いや、逆にあんな鉄パイプで殴られてよくまだ意識があるなと感心するレベルだ
今すぐ飛んでいきたいけどタケミっちと千冬にむやみに下りてくるなって言われてるしな
あ、駄目だ、意識飛んだ

チャンスだと思った芭流覇羅が一斉に襲い掛かる
約束、破るか『ドゴッ』

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