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暫くぼーっとテレビを眺めてると、時間も経たないうちに彼がタオルを首から下げて部屋に戻ってくる。
濡れた黒髪がすごく色っぽくて、思わず見惚れてしまった。
渋谷「…風呂、助かった。」
『あ、いえ。』
律儀だな、なんて感心していると 彼は私の目の前に座る。
大きな目は伏せられてて、床を見つめていた。
もしかして、眠いのかな。
『…あ、今日はベッド使ってください。』
渋谷「……は？」
『私は床に布団敷いて寝るので。』
お気になさらず、と言う私を 変なものを見るような顔をして見つめる彼。
目には薄く隈が張っていて、白い肌に目立つ。
思わずその頬に触れそうになり 慌てて手を引っ込めた。
すると 彼の薄い唇が開く。
渋谷「…お前、怖くないんか」
低く小さな声。
だけど心地良い声が、私の耳に響いて。
渋谷「明らか怪しいやろ、俺。」
『…それ、自分で言います？』
渋谷「ほんまのことやろ。
…どないすんねん、例えば__
……殺人鬼、とかやったら」
_ﾄﾞｻｯ
肩を軽く押されてカーペットに背中がついた。
天井と一緒に彼が視界に入って、
ああ、押し倒されたんだ なんて呑気に考える。
そして、彼の冷たい手が私の首に触れた。
渋谷「…お前みたいなほっそい女、簡単に殺せるんやぞ。」
こんな時でも、彼の瞳を綺麗だと思う私は
異常なのだろうか。
渋谷「…冗談や。」
『ぁ、…』
渋谷「ちょっとは抵抗せぇよ。」
ふっと笑って 私から退く彼。
生乾きな髪をそのままに、彼は布団を敷くとそのまま其処へ寝転んだ。
『べ、ベッドで寝てくださいっ』
渋谷「ここでいい。」
『駄目ですよ！お客さんなんだから！』
渋谷「客って……、此処じゃなきゃ寝られへん。」
結局、いつも通り私はベッドで寝ることになった。
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なっか(プロフ) - ぁぃ岡ちゃんさん» お返事遅くなってごめんなさいorz 村上くんは登場させた時からヤンデレ落ちにしようと心に決めてたので そう言って貰えて嬉しいです！多分この小説の中でマトモなのは横山くんだけです(笑) 新作の方もちまちまと更新するのでこれからもよろしくお願いします＼(^o^)／ (2018年11月29日 7時) (
レス) id: c94037b149 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - 変なタイミングでコメント失礼します。実はこの作品3回以上は読むほど大好きで...！ ヨコもひなちゃんもいいキャラだし、何より殺人鬼とは思えないこのすばるくん！！！もう会えないとかとても悲しいですが、幸せな気持ちにもなって、、！新作の更新も楽しみです！ (2018年11月24日 13時) (レス) id: b0cf436bba (このIDを非表示/違反報告)
のこ - にゅいさん» ほんとそれ。 (2018年6月6日 1時) (レス) id: d930366955 (このIDを非表示/違反報告)
なっか(プロフ) - ∞みきりんご∞さん» お返事が遅くなってごめんなさい(＞＜)はい！フォロバさせていただきました、ありがとうございます！ (2018年2月26日 21時) (レス) id: c94037b149 (このIDを非表示/違反報告)
∞みきりんご∞(プロフ) - なっかさん、青鳥フォローしました！どさくさに紛れて、みたいな感じですが… りゅーかってやつです。 (2018年2月26日 19時) (レス) id: 4856ac329b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっか
| 作成日時：2017年12月19日 12時
