か な で ろ 陸 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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不死川｢風の呼吸、陸ノ型、黒風烟嵐(こくふうえんらん)｣




実弥はあんな傷を負ってでも戦おうとしている

休ませなきゃ

傷を縫ってもらわなきゃいけないのに




無一郎は生きてはいるけど肩に刀が刺さってる
抜いたとしても十分に動ける状態じゃない

玄弥だって体が…!!




私がやらなきゃ

やらなきゃいけないんだ




ごめんね、実弥

私にはまだ1人で戦いを引き受けるほどの能力はない
だから

だから、それ以上傷つかないようにするので精一杯だ

絶対死なせはしないから




『奏の呼吸、弐ノ型、二重奏(デュオ)』




少しでもいい

力になれ

せめて悲鳴嶼さんが来るまでは




上弦ノ壱｢どちらにせよ人間にできて良い芸当ではない…初見なり…
そして奏の呼吸も使えるのか…面白い…｣


『響の呼吸、肆ノ型、奏鳴曲(ソナタ)』


上弦ノ壱｢微酔う感覚も何時振りか…愉快…
さらには稀血…｣




実弥は刀が踏まれるが、実弥は玄弥の銃で攻撃を回避する

銃を打ってもまったく傷を与えられない

私は私で刀で攻撃を受けられる




上弦ノ壱｢月の呼吸、参ノ型、厭忌月・銷り(えんきづき・つがり)

次々と…降って湧く…｣


悲鳴嶼｢我ら鬼殺隊は百世不磨
鬼をこの世から
不死川、腹の傷は今すぐ縫え
その間は私と響波が引き受ける｣


『…!!』


不死川｢!!
はい、すみません｣




来た

来てくれた

よかった、よかった…!!




やらなきゃ




悲鳴嶼さんは場を把握する為に武器を回している




『奏の呼吸、二重奏(デュオ)』


上弦ノ壱｢月の呼吸…｣




さすがすぎる、相手に技を出させるすきさえ与えていない




悲鳴嶼｢岩の呼吸、弐ノ型、天面砕き｣


上弦ノ壱｢月の呼吸、弐ノ型、珠華ノ弄月｣


『響の呼吸、参ノ型、円舞曲(ワルツ)』


悲鳴嶼｢岩の呼吸、流紋岩、速征｣


上弦ノ壱｢折られた所で…すぐに再生するのだ…
攻撃は…無意味…｣




剣を折るほど追い詰めてる

鬼は悲鳴嶼さんで手一杯ぐらいになっている

私はまだ傷つがついてないくらいだ




悲鳴嶼｢哀れな…人間よ…
これは…無惨の時まで温存しておきたかったがここで負けては元の木阿弥
今使うも止む無し!!｣




時透くんたちの声が聞こえる

刀を抜くことが出来たのか？




ここからが本番か



私も




出さなきゃ




本気を




『スーーーーーハーーーーーーー…』




集中

怒りを思い出せ

心拍数を上げて…!!

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