モブインの親友は楽じゃない

22話 ページ25

A side

あれから１時間くらいでマネ業を教えてもらった


こんな短時間で覚えられるわけないっすけど。




｢きゅ、けいです！｣


タオルを回収している間に

午後練の休憩にはいったらしい


久原さん教えてくれればいいのに。

と思いながら和優にせかされ


持っていく




『お疲れ様です』


愛想なんぞ学ばなかった私は

案の定苦笑いされながらだが受け取ってもらえた



運悪く及川さんがタオルを取りに来る


多分運悪くじゃなくて及川さんが狙ってのことだろう




『及川さん、お疲れ様です』


｢どーも｣


素っ気なく返事をするも営業スマイルは抜群


渡した後も他のところへはいこうとしない


用があるなら早く言えよ。




『なんですか用でもあるんですかこらはよしてくださいやおら』



少しふざけて聞く


若干引いた目で数秒こちらを見たあと





｢先輩にそんな態度とっていいわけ？合宿の話教えに来たのにさ？｣




何を根拠に自分は先輩だと言ってんだこの人怖いwwwwwww



合宿とは私が呼ばれた理由の一つ


でも及川さんから聞くのは非常に苦だ


多分久原さん関係でなんか言われるから。




周りの女子からの視線も痛々しく

我慢出来なくなり



『和優から聞くのでいいです』




そう言った


ここまでは問題なし



ありありはこの後だ




久｢で、も及川さ、ん、主将だし、及川さんに、聞いた、方が.......｣





だからなんだ




久原さんが口を出してくれたおかげで


そーだそーだとでも言うように


及川さんがこちらを見る


もう少しいえば周りにいた部員の皆さんもだ







なんてめんどくさい状況なのでしょう




しかし、だ



今反論すれば部活時間の無駄




こういう時は、これだ




『和優から聞いてたので詳細は知ってますので大丈夫です、わざわざありがとうございました』









最初から知ってました方。




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明日いっきに更新致しますぉぉおお

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