第26ショー ページ28
〜キッド(快斗)side〜
やっべー、何時に待ち合わせするか言うの忘れてたぜ
俺がこんなヘマするなんてな…
キッド(快斗)「とにかく一旦戻ろう」
そして俺はAの家に戻っていきベランダからそろりと入り込んだ
彼女のいる方向へ目をやると余程疲れたのかぐっすりと眠っていた
キッド(快斗)「寝顔、可愛いんだな…普段は元気なようだけど、こうしてみるとやっぱり弱々しく感じる」
そっと彼女の頬に触れてみた
まだ微かに涙の跡が残っている
キッド(快斗)「一体どれだけ1人で悩んでたんだよ…俺が、笑顔にさせてあげられねえかな」
そう言うと彼女がふっと寝返って呟いた
A「あり、がと……」
キッド(快斗)「?!おき、て……」
心臓が止まるかと思うくらい、俺は驚いた
しかし彼女は寝言で呟いただけのようで相変わらずぐっすりと眠っていた
キッド(快斗)「っ…びっくりしたぜ、今日はもう帰るか」
そうしてキッドカードを机の上に残し、俺は彼女の家を後にした
家に着く頃には外は真っ暗でさすがに俺も疲れ切っていた
キッド(快斗)「今日はいろいろあったな、さっさと着替えて風呂入ろ…」
キッド服を脱ぎ俺がリビングに向かうと人影があった
快斗「?こんな時間に誰だよ…」
静かに俺が近づいた途端勢いよくその人影が動いた
???「っ!快斗…!!」
快斗「あ、青子…?!」
いくら青子とはいえこんな遅くにいるとは思わず俺は驚いて声を上げた
青子「なに驚いてるのよ!青子がどれだけ心配したか分かってるの?!最近夜ご飯もろくに食べに来ないし夜は1人で何かやってるみたいでなかなか部屋の明かりも付かないから、心配で心配で……!グスッ」
快斗「悪かったよ!泣くなって〜」
青子「もう…快斗のばかあ!どうせ女の子と何かやりとりしたりしてるんでしょ!」
快斗「ギクッ…さ、最近ちょっとした母さんの仕事の手伝いしてて時間取られちまってよ…また今度食べに行くから!な?」
青子「…分かった、今日はもう帰る」
快斗「お、おう、じゃあな」
なんとか誤魔化し俺は難を逃れた後、風呂に入ってさっさと眠りについた。
翌日、大きな出来事が起こるとは知らずに…
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めぐ(プロフ) - 続編出していただけるんですか!めっちゃ楽しみです!続編頑張ってください! (2019年5月13日 8時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。 (2019年5月12日 21時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 最高です! (2019年5月12日 17時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
菜ノ花桜(プロフ) - めぐさん» ありがとうございます。頑張らせて頂きます。 (2019年5月12日 17時) (レス) id: 99ef0c82f2 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 更新楽しみに待ってます (2019年5月10日 21時) (レス) id: 3bbedfaffd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜ノ花桜 x他1人 | 作成日時:2019年4月23日 14時