164時間目 ページ9
受験の時間
殺せんせー特製の受験対策小テストを見ながらため息をついた
皆は暗殺の事での悩みで、私はストーカー事件で準備不足は否めない
だけど殺せんせーは1月の事を思い出す様にと言った
そこで回想されるのは時々不自然に考えていた受験の事‥‥先生曰く先生のマッハ囁きはまるで本人の台詞の様に語れるらしい
「今回やるのは志望校に合わせて全員分を作り分けた小テストです。未知の高校受験は怖いでしょうが‥‥1つだけ確かなのは先生を殺すよりは遥かに簡単!さあペンを取って‼」
敵わないなぁと思いながらペンを取り解いていく
ちなみに清弦は受験が無いけど小テストをやらされている
今回私が受験するのは鳴神高校だ
中学卒業後は椚ヶ丘市から鳴神町に配属となり元に戻る
まぁ私が島に行けなかった場合だけどね
それから早いものでついに受験日だ
見送りに来てくれた清弦と共に高校に向かっていると何やら騒がしい
「何あれ」「どこの応援だ？」「熱いなぁ」
「「‥‥嫌な予感しかしない」」
回りの反応を見て私達は顔を見合せ校門へ行くと
「「フレーフレー縁‼フレッフレッ縁‼フレッフレッ縁‼」」
分身した先生が大声で私の応援をしていた
それを見た私は無意識に先生の服を掴み背負い投げをしていた
「にゅやッ!?何するんですか縁さん‼」
「何するんですかはこっちの台詞だよ‼もう少し目立たない激励が良かったよ‼」
ため息は吐き深呼吸して怒りを鎮め少し笑った
「先生の激励は受け取ったから他の皆の所行かなくてもいいの？」
「にゅやッもうこんな時間‼後8分以内にカルマ君と渚君達の都内各会場を回らなくては‼では頑張って下さいね‼」
殺せんせーは慌ただしく去っていった
それを私は笑って清弦は不機嫌そうに見ていた
「で、清弦は私に何か無いの？」
くるりと回り清弦と向かい合わせになった私は笑って言った
そんな私に清弦はため息をつき私の手を掴み引き寄せ頬に温かくて柔らかい感触がした
頬にキスされたと瞬時に悟った私は不意打ちにより顔を赤くした
「人前でしないって言ったのに‥‥不意打ちってズルい」
「知るかよ。俺はしたい時にするだけだぁ〜。だから終わったら覚悟しろよぉ〜」
俺様な言葉を聞いた途端嫌な予感がし逃げたいけど逃げられない私は苦笑した
そして私は会場へと向かったのだった
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NAVA - 番外編のパスワードが全然分かりません！教えてください! (2019年1月27日 8時) (
レス) id: 809f35cc30 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - 私もお願いします。パスワード教えてください (2018年6月9日 19時) (レス) id: 8060fe6cc8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空色の猫 天星(プロフ) - 同じく、番外編のパスワードを教えて頂けないでしょうか、お願いします、 (2018年3月4日 0時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 番外編のパスワード教えてください!!最初の文字だけでいいんです！お願いします!! (2017年11月22日 13時) (レス) id: 7fd2627b13 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 番外編のパスワードを教えてください！ヒントだけでも結構です！例えば最初の文字とか…とにかくよろしくお願いします！！ (2017年2月23日 17時) (レス) id: 1a7d5f6d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2016年8月21日 11時
