170時間目 ページ14
バレンタインの時間・縁の場合
放課後、恋愛スキャンダルを求め暗躍している輩がいるが私達は関係無い事だ
家に帰ると誰も居なくテーブルの上には千咲達や水麗達全員が今日1日留守にするという手紙
「何て書いてあったんだぁ〜？」
「今日全員帰ってこないって。珍しい事もあるもんだね」
チョコを渡すだけなら直ぐ済むと思うけど見た感じ両片想いの人達多いし仕方無いかぁ
そう思いながら部屋に戻り部屋着に着替え夕飯の準備をする
冷蔵庫には水麗達が作ったと思われる私達用のチョコがありその隣には私が作ったチョコがあった
「いつ渡そうか「何をだぁ〜？」なあああっ!?」
「うるせぇ〜」
思い悩んでいると後ろから抱きつかれる体勢で清弦に話し掛けられた
うるせぇと言うけどいきなり話し掛けられたら吃驚するよ‼
若干パニクる私を他所に清弦は私の後ろから冷蔵庫を覗き込む
すると私のチョコを見つけたのかそれを取り出した
冷や汗を流し引きつる私に対し清弦は少し嬉しそうに黒く笑った
「‥‥一応それチョコですのでどうぞ」
清弦の笑顔を見て嫌な予感しか無い私は清弦から離れようとするが腰に回った手がそれを許してくれない
「どこに行くんだぁ〜縁？」
「ははっ‥‥部屋に戻らせ「却下」ですよねぇ〜」
片手に私もう片手にチョコを持ってリビングにあるソファに腰掛けた清弦は私を膝の上に乗せチョコが入った箱を開けた
中身は結局オランジェットとボンボンショコラにした
さすがに全部は入らないからね
すると何を思ったのかチョコを食べていた清弦が私の口にボンボンショコラの方を入れた
不思議に思いながら味わってると唇が重なりいつの間にか侵入した舌がチョコと舌を絡めとる
これが狙いだったらしく薄く開けた目にはしてやったりな顔をした清弦が‥‥
でも満更でも無い私はバレンタインだからと理由をつけてこの甘さに酔いしれる
ビターチョコで作ったのに絡めば絡む程甘くて心地良い、この甘さは清弦じゃなきゃ成し得ないと私は思う
酸欠で気絶する直前に離れ清弦は私の涙を拭った
「で、何かあったのかぁ〜？」
「え？」
「昨日の夜から少し変だぞ」
その言葉に私は驚き清弦は全て吐き出す様に言った
私は少し間を開け口を開いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NAVA - 番外編のパスワードが全然分かりません！教えてください! (2019年1月27日 8時) (
レス) id: 809f35cc30 (このIDを非表示/違反報告)
白龍 - 私もお願いします。パスワード教えてください (2018年6月9日 19時) (レス) id: 8060fe6cc8 (このIDを非表示/違反報告)
夜空色の猫 天星(プロフ) - 同じく、番外編のパスワードを教えて頂けないでしょうか、お願いします、 (2018年3月4日 0時) (レス) id: c4a0eba83f (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - 番外編のパスワード教えてください!!最初の文字だけでいいんです！お願いします!! (2017年11月22日 13時) (レス) id: 7fd2627b13 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 番外編のパスワードを教えてください！ヒントだけでも結構です！例えば最初の文字とか…とにかくよろしくお願いします！！ (2017年2月23日 17時) (レス) id: 1a7d5f6d20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍 | 作成日時：2016年8月21日 11時
