捨てられた少女は幸せか？

第39話 大声 ページ45

さ、こ、な、ジ「はぁぁぁぁぁあああ！？！？」

『うっ』

さすがにうるさすぎて耳を塞ぐ。
こうなるから言いたくなかったんだよ…
あと普通に近所迷惑。

さとみ「誰に！？」

『えっと…○○(同級生)って子に…』

ころん「どこで！？」

『体育館…』

ななもり「そいつ○したい」

いつも笑顔のななもりさんから笑顔が消えてる…怖い…

ジェル「奇遇やな、なーくん。俺もそう思ってた」

ジェルさんも結構怖い顔してる…
○人はダメだろ、と思い

『待って待って待って！告白は断りました！○すのはダメ！』

○したいと言い始めるとは思ってなかった。
焦って断ったことを話す。

さとみ「当たり前でしょ！？俺が見たことないやつと付き合うの禁止！」

じゃあ全員無理じゃん

ころん「あと見たことあってもさとみくんかなーくんよりスペック高くないとダメ」

さとみくんとななもりさんよりスペック高い中学生居ないよね？

ななもり「俺が許さないとダメ」

それ一生許さないやつ。

ジェル「せめてすとぷり6人の許しが出てから」

難易度高くない？

えーっと、まとめると

さとみくんに会ったことがあって、さとみくんとななもりさんよりスペック高くて、すとぷりの6人の許可がおりた人となら…

無理だろ！！！

『それ、私一生恋人出来ないんですが』

ころん「出来なくていいのー！」

『えぇ…』

ななもり「Aちゃんが他の男のところ行くなんて…考えるだけで相手○したくなる」

ジェル「なーくん、それ分かるわ」

『嘘でしょ』

さとみ「ご飯終わったあと、もう少し話聞くからな。」

『あ、はい』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

その後、軽く同級生の人柄、どういうシチュエーションで言われたのかを話した。

さとみ「人気がある男子ねぇ…。そんな奴を落とせるA、ホント最強」

『言い方。あと落としたくて落とした訳じゃない。』

ななもり「Aちゃんに彼氏はいらないんですぅ〜！」

そう言いながら後ろから抱きついてきた。

ジェル「そうそう、Aちゃんに彼氏はいらん。」

『過保護すぎやしませんかね』

ジェル「じゃあそいつが女遊びの激しい奴やったらどうするん？すぐ捨てられるで？」

ころん「ジェルくんの言う通りだよ！Aが傷ついたところは見たくないもん！」

『あ、はい』

さとみ「とりあえず告白されたら断る。良い？」

『分かった…』

私の兄とその友達、めっちゃ過保護になりました。
誰か助けて

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