捨てられた少女は幸せか？

第34話 部活パレード ページ40

Aちゃんの部活はバトミントン部ってことにさせてください。

何故か？私がバトミントン好きだから！
けど趣味でやってるんで正式なルールは知りません。

え？私？美術部ですよ？？
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綱引きは2位だった。
1組には勝ったんだけど、３組に負けた…悔しい。

徒競走は1位。
予行練習では2位で不安だったけど、何とか1位になれた。良かった。

今はご飯中。9人もいるので少し騒がしい。
ちなみにかき氷食べてます。イチゴ味美味しい。
かき氷は里実くんが買ってくれました。

さとみ「足りそう？」

『うん、大丈夫』

まふまふ「美味しい！里実くん凄いね！」

そらる「確かにバランス考えてる感じの弁当だし、美味いし。いつも食べれるAが羨ましいよ」

『役得ですね』

ころん「笑顔のAマジで天使…」ボソッ

莉犬「…あ、Aちゃん。舌べーってしてみて」

『？』べー

るぅと「わっ！真っピンクですよ！」

ジェル「逆に凄いな、こんなになるのもw」

ころん「」←無言で写真撮ってる

さとみ「後でくれ、その写真」

まふまふ「あ、僕にもー」

ななもり「俺にもちょーだーい」

ジェル「あ、俺も」

『待ってください何撮ってんですか』

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お昼休憩が終わる約20分前。
そろそろユニフォームに着替えに行かないと。

『あ、時間だ。着替えてきますね』

まふまふ「行ってらっしゃーい」

さとみ「楽しみにしてるからなー」

…何を？

よく分からないまま体育館に行き、ユニフォームに着替える。
私の学年は男女揃って水色だ。下のズボンは黒。
短パンはいつ履いても少し違和感。
(あれ？バトミントンの女子用って短パンだよね？By作者)

ラケットを持って、入場口に向かう。
ほぼ全員が来ていた。

友達1「遅いよー、Aちゃーん」

『ごめんごめん』

友達2「ほんと、いつも様になってるよな。ユニフォーム姿」

『そう？似合ってるって意味？』

友達2「うん」

『ありがとー』

友達2「素直だなお前」

『貶してんの？』

友達2「半分」

『おい』

友達1「あははっ、いつも通り面白〜い！」

秀「さすが男w」

『男じゃねぇよ！』

秀「男だろ？」

『…あのさ』

秀「…うわっ…すいません」

友達1「ありゃ、ちょっと怒ったね、Aちゃん」

友達2「そりゃなぁ」

目の端に見えためっちゃ写真撮ってる里実くんは見えないふりしときました。

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