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第32話 借人 ページ38

パァンっ!

少しビビる音を聞いてスタート。
まずネットをくぐって、平均台にのぼって歩いて、何故か知らないが側転を2回して、借人競走。
側転ができない人は平均台2往復目。嫌だ。

『…よしっ』

側転まで難なくできたが、借り人…誰になるだろう。
地面に置いてある紙をピラッとめくると

「年上の背が高い男性」

…誰か狙ったのか?
そう思うぐらい、私にピッタリなんだけど。
前を向いて、探してると…

あ、七森さん。
身長高いし、年上で、男性!

『七森さん!手伝ってください!』

ななもり「お?いいよ〜!」

七森さんと手を繋いで、1位でゴール。
係の人に借り人のお題に合ってるか確認してもらう。

係「紙を見せてください」

『はい』

係「…OKです」

『やった!』

ななもり「良かったね」

『はい!ありがとうございました!』

ななもり「ははっ、どういたしまして」

そう言って、手を振りながら戻っていった。
競技が終わったら、校庭に並ばずに退場するので、退場して係の待機場所に行った。
そしたら

友達1「Aちゃん!誰あのイケメン!」

『え?』

なんか、質問された。
なんでだ?確かに七森さんイケメンだけど、いつもそんなの聞いてこないのに…

友達1「なんか話してたよね!?知り合い?」

『あ、そういうことか。そうだよ、私の兄の友達』

友達1「お兄さん?確か…里実さん、だっけ?」

『そうそう』

友達1「そういうことね〜。良かった」

『何を不安に思ってたんだ』

よく分からないまま、次の競技の仕事の担当なので準備をする。
その時、ちょうど男子が始まったみたいで

『お、秀』

秀が走ってた。
いやー、あいつ速いな〜…。
お題…なに引いたんだろ?

…あれ?空さんだ。
ちょっと秀に聞いてみよ。

部活ごとに係が違う感じだから、秀に聞くことが出来る。
1位でゴールして戻ってきた秀に話しかけた。

『なぁ、秀』

秀「なに?」

『お題、なんだったの?』

秀「色白の男性」

『そんなのあったの!?』

秀「あったんだよ。いやー、居て良かったわ。」

『…あの人、知り合いなんだけど』

秀「は?」

『前話した、空さんって人』

秀「あの人が!?もうちょいカッコイイ系だと思ってた…美人だな、空さん」

『最初に見た時びっくりしたよ、私も』

なんて話しながら、準備をした。









その後に、里実くんに借り人について言われたのは、また別の話。

第33話 競技 さとみside→←第31話 本番



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蒼空 - 乃猫さん» 凄いですね!私、金欠で10枚しか買えなくて…。るぅとくん以外の甚平と水着の全員、莉犬くんのが出ましたw (2019年10月6日 17時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
乃猫(プロフ) - 蒼空さん» わたしは2日目にめっちゃやってそのひにころちゃんの法被?と全員二枚以外は揃いましたww (2019年10月6日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - 乃猫さん» はい!もちろん買いに行きましたよ(*^^*) (2019年10月6日 12時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
乃猫(プロフ) - すとぷりのブロマイドもやってますよね〜(*´ω`*) (2019年10月5日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - おばかさん» お優しいですよ(`・∀・´) (2019年10月4日 6時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2019年7月29日 8時

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