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プロローグ ページ3

電話で聞いたときはびっくりした。
嘘だ、兄はつい昨日まで遊んでくれてたんだから。

けど、数日後のこじんまりした四人の葬式が、私を現実に引き戻した。
すぐ現実的に考える性格の私でも、信じられなかった。

兄の友達には、顔見知りの人もいた。皆が泣いていた。
私も泣いた。兄のためだけに。そうすると、兄の友達が慰めてくれた。
他の三人のことは、頭になかった。



兄は、もういない。
父も母も一人っ子。祖父はもう亡くなっている。

…私、誰を頼ればいいの?
地元は離れたくないのに。


葬式が終わった後の食事会。
私は何も口にする気になれず、兄の所に行った。

兄は、綺麗だった。とても、とても。
真剣にゲームをやっている時より、楽しんでスポーツをやっている時より、私に対戦ゲームで勝って調子に乗っていた時より、負けて不機嫌だった時より。

また涙が出てきた。
なぜ、兄も行ってしまったのか。なぜ、私だけが取り残されたのか。なぜ____

…そんなとき、葬式屋の人から、「君の両親から」と、手紙を貰った。
あんなほったらかしにしておいて、今さら何だと思った。

_____________
貴女は、木葉家の失敗作。

なぜ、私達は貴女を生んだのか分からない。

兄だけで良かったのに。

こっちには絶対に来ないで。

来たとしても、私たちと兄の所には来ないで。

貴女を愛したことは一度もない。

さようなら
_____________

要約すると、こんな感じの手紙だった。
読んでても「まぁ、そうでしょうね」としか思わなかった。

もう私はダメなのかもしれないな。

なんて他人事のように考えてたら、後ろから声をかけられた。
髪色がピンクの人と、紫の人がいた。大人っぽくて、どちらも優しそうだ。

??「ごめん、ちょっといいかな?」

『あ、はい』

??「木葉Aちゃんで合ってる?」

『はい、合ってます。』

さとみ「よかった!俺、君のことを預かるんだ。日川里実、さとみで良いから!よろしくな。」

ななもり「俺、七森創太。ななもりって呼んで。よろしくね。」

『あ、よろしくお願いします…』

…この人が、私を預かる人。
優しそうで良かったけど、地元を離れるのかな…

さとみ「俺、蒼空ちゃんの家の近くに住んでるから、転校とかはしないよ、大丈夫。」

『えっ?あっ、声に…』

ななもり「あはは、出てたよ。」

…普通に恥ずかしい。

…けど、大丈夫そうで良かった。

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蒼空 - 乃猫さん» 凄いですね!私、金欠で10枚しか買えなくて…。るぅとくん以外の甚平と水着の全員、莉犬くんのが出ましたw (2019年10月6日 17時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
乃猫(プロフ) - 蒼空さん» わたしは2日目にめっちゃやってそのひにころちゃんの法被?と全員二枚以外は揃いましたww (2019年10月6日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - 乃猫さん» はい!もちろん買いに行きましたよ(*^^*) (2019年10月6日 12時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
乃猫(プロフ) - すとぷりのブロマイドもやってますよね〜(*´ω`*) (2019年10月5日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - おばかさん» お優しいですよ(`・∀・´) (2019年10月4日 6時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作成日時:2019年7月29日 8時

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