13 ページ14
side yuya
翠「何だかんだ言いながら、付き合い始めたんだって〜。慧は聞かれるの、嫌みたいだけど。」
「へぇ。」
両親不在をいい事に、朝から翠が俺の家へ上がり込む週末。
着いてすぐに服を脱ぎ、下着姿になって俺の布団に潜りこんできた。
腹ばいで寝タバコの俺の横で同じような体勢になり、頬杖をついて俺を眺める。
翠「由愛が全部私に喋っちゃうのにね。そんな事、想像しないのかな。」
「さぁね…。」
双子ってこんなもん?
自分が誰かと付き合い始めたら、片割れにも一生懸命相手を探す。
それが上手く行けば喜んで…いや、喜ぶって、ちょっと違うのかな。
ホッとしてるってのが正解かも。
「今までも、誰か紹介したりしたの?」
翠「うん。でもね、慧はなかなか難しくって…。」
「どんな子紹介したの?」
無性に気になった。
あの女みたいな顔した翠の兄貴が、今までどんな女と付き合ってたのか。
それに興味を示した俺の事を、翠が怪訝な顔して見てる。
「あ…いや、別に。」
翠「…どんな子って…普通に、可愛い子だよ。」
俺、別に変な事聞いてないよな?
何でそんなに警戒する?
これ以上聞かれたくないのか、俺がタバコを灰皿に押し付けたのを目で追って、すぐに抱き付いて唇を合わせてきた。
翠の細い体に手を回し、下着をはぎ取る。
それをスイッチに、俺の体に足を巻き付けて来た。
.
膝の裏に手を差し込み、突き上げ揺さぶる。
組み敷かれ、紅潮した顔を左右に振る翠を見下ろしながら、頭の中じゃ別の事を考えていた。
翠と同じ顔した兄貴が、ダブって見える…。
.
303人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 姐さんあけおめでございます!何も考えずにつけたお名前でしたが、なるほど甲本さん…(笑)翔君と同期の設定なので、若めに変換して読み進めてくださいませ。続編の準備が出来ましたので引き続きおつきあいください。2は初っ端から…やばば( ;∀;) (2018年1月3日 18時) (レス) id: 782f9227dc (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - あうぅーー。なに?どうなるの?!え?甲本はなにするの?!やーばい、やばい。あの甲本さんが浮かんでるるる。こないだ金八先生見たばっかだからーー。 (2018年1月3日 0時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - ヨウコさん» ヨウコさんの絶叫ゲット(笑)先は長いので程々に…(;´Д`)もうパス復活のタイミングが分かんなくなってきてるとこです☆どうにでもなれ〜い(笑) (2017年12月28日 15時) (レス) id: cb24d66707 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウコ(プロフ) - うわぁぁぁ!そうきたかーー!やっぱりきょんふぁさまのとこには私叫び声をあげるんですねー!うおーーー!何をどういったらいいかわからないーー(>_<) …はあはあはあ…沼ですかそうですか。私またどなたかと手を繋いで震えながら読み進めないとだめですね… (2017年12月27日 18時) (レス) id: 1ec0dcf065 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 姐さんに好きと言ってもらえて嬉しい(*´▽`)でもこの先沼が待ってます。どうか引かれませんように(笑) (2017年12月27日 17時) (レス) id: fd52a08e50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:京華 | 作成日時:2017年11月27日 22時