子育て短編集【アイナナ】 (ページ28)

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一織パパページ28

和泉花織(かおり)ちゃん 9歳(小3)
和泉雪織(ゆかり)くん 7歳(小1)

雪織「ぽっかぽか～」
花織「あったか～」

ゴロンと寝転んで日を浴びる2人。

窓から入る日差しも暖かくて気分も上がる

一織「何してるんですか。紫外線は良くないですよ、こっちおいで」

花織「やだ」

しゃがんで腕を広げる一織に対して冷たい花織。

ガーン！という効果音が付きそうなくらい顔を歪ませて硬直。

A「おーい、一織。一織～？」

目の前で手をひらひらさせるが反応は無し。

可愛いがってる娘にフラれたら当たり前かな…

雪織「パパ、僕じゃだめ？ぎゅー」

しゃがんだままでいる父を哀れに思ったのか、

だっ！と駆け出してぎゅっ！としがみつく。

一織「ゆ、雪織…！」

あわわ…なんて嬉しさに悶えてまた固まる

雪織「ぽかぽかだから、お昼寝しよー！」

「「え？」」

花織と雪織は、よほど気に入ったのか、4人でお昼寝。

花織「ほら、ぽっかぽかでしょ！」
A「うん、あったかいね～」

冬とは思えないくらい暖かくて、うとうとしてきた。

＿＿＿と思ったら既に寝ている子どもたち

一織「子どもは寝るのが早いですね」

A「私も眠たいよ…一織、寝ちゃお」

一織「…しょうがないな。手を繋いでくれるならいいですよ」

A「おやす……え？」

聞き間違いかな。最近耳が遠くて…

一織「1度じゃ分からないんですか。…手を繋いで欲しいって言ってるんです」

突然のデレ期。一瞬困惑するけど、嬉しくてすぐに手を絡める

一織「こ、恋人繋ぎにしろなんて言ってませんけど」
A「あら、嫌ですか？」
一織「………嫌じゃないです…」

子どもたちを起こさないようにクスクス笑う

2人だけの秘密の時間って感じで楽しい、かも

一織「起きてください」
A「あと5分……」
一織「その生意気な口、塞いでいいですか」
A「すいません起きます」

一織「…いつまで繋いでるんです」
A「？あ、繋いだまま寝ちゃってた」
一織「子どもたちが気付く前に起きてよかったです……」
A「照れちゃって～もう！」
一織「イタイのでやめてもらえますか」

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駄作者はお昼寝したら震度4でも起きません
24時間寝ていられる体質でございます
サザエでございま～す//

ケビンさんからのリクエストでした。
リクエスト、ありがとうございました！

NEXTリクエストのあった壮五さん！