お迎え ページ40
また冗談を言われてるんだと思って…
「またからかって…」って言おうと思ったら…
和「冗談じゃないから」
って…電話ごしでもわかるくらい真剣に呟く声…
和「とりあえず会って話したい」
そう真剣に言われて…「わかりました」って伝えて電話を切ると、住所をメールで送信した
「20分後に着く」って返事が来ると、急にそわそわしだす
バイト先で会ってた時は、ユニホームだったし…何も気にしないでいられたけど…
考えてみたら普段着って最近のものなんて全然持ってないし…
…っていうか…
「うわっ…」
鏡に映った自分の顔を見て唖然とする…
久々にたくさん泣いたから、すごい腫れた目してる…
あたしこんな顔して二宮さんに会うの？って思ったら…
もう服なんてどうでもいいや…って…ジーンズにTシャツで出迎えることにした
＊
20分経った頃、まだ未登録でいる名無しの携帯からの着信が入った
「はい」
和「着いた」
そう言われ、ベランダから外を覗くと黒い車が一台止まってる…
「黒い車ですか？」
和「そう」
「今行きます」
＊
玄関を出ると、車から降りた二宮さんがこっちに向かって手を振っていた
「え…ちょっと…！にのみ…」
思わず出そうになった名前も、いくら静かな住宅街でも出しちゃまずいと判断して飲み込む
急いで駆け寄るあたしに…笑顔の二宮さん…
「あの…いくらなんでも…ばれませんか？帽子だけじゃ…ばれる人にはばれちゃいます」
和「意外と大丈夫よ？」
ふふって笑うと、助手席のドアを開けてくれて…「どうぞ」って…
「あの…どこ行くんですか？」
和「ん？あ〜どこだと思う？」
「そんなのわかんないです」
和「ふふ、でしょうね〜」
そう言いながら運転席に乗り込むと
和「シートベルトっと…」
って言ってあたし側のシートベルトに手を伸ばそうとするから…
「で…できます////」
って真っ赤になってしまったあたしを見て…また面白そうに「ｸｸｸ」って笑った
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マヤ(プロフ) - はい！頑張ってください! (2014年9月18日 0時) (
レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - マヤさん» マヤさん！コメントありがとうございます(*^_^*)
頑張りますo(^-^)o (2014年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: b3d64df613 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - すっごく面白いです！完結させて下さい！応援してます！！ (2014年9月17日 20時) (レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2014年8月26日 5時
