大きな手 ページ22
しばらくしてからだった
ふと…
おでこに何かが乗ってるに気が付いたのは
篠原「熱はないでしょ？」
智「ですね。よかった」
篠原「片頭痛って結構面倒でね〜。A先生もしょっちゅうあるタイプだって話だから、大ちゃんも気にかけてあげんのよ〜？」
智「わ〜ってるよ(笑)」
あ…
大野先生の手だったんだ
大きな手…暖かかったな…
篠原「にしても…関さんにはびっくりね〜？」
智「んだよ。まぁ…マジでたまたまだったらしんだけどね？」
篠原「そ〜？そんなことないんじゃない？こんな学校来るくらいなんだから」
智「んー…まぁなるようになるかな、こうなったら」
篠原「そうよね〜」
やっぱり…篠原先生知ってるんだ、2人の関係
そうなると何があったのか気になってしまう
だって…
篠原「っていうか…本気でこの先誰とも付き合う気ないの？」
智「…ん」
篠原「もったいなっ」
智「もういいんだって」
あたしは…大野先生に恋をした
だけど…気づいた途端にこんな話を耳にしちゃうなんてね
告白する前に振られた気分
まぁ…たった5日で恋するような女なんてきっと大野先生も嫌だろうしね
そういうの…
自分で自分の事わきまえてんだ
きっとこの恋はうまくいかない
ってね
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さくらさく(プロフ) - skomiya0617さん» ありがとうございます。頑張ります！！ (2020年10月18日 11時) (
レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
skomiya0617(プロフ) - 更新頑張ってください。待っています (2020年10月4日 22時) (レス) id: 151ccfc04a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2020年3月30日 0時
