検索窓
今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:11,733 hit

ページ9

.






落ちた影を見上げると染岡くんが。


染「…前は悪い」

まさか彼から謝ってくるなんて思ってもみなかったので驚いた。

『いいよ別に、本当のことだから』

染「悪いとは思ってるがお前を認めた訳じゃねえ」


かまくらの中の監督たちの声が聞こえた。

染岡くんはそれを聞いて舌打ちをしてかまくらから遠ざかって行った。


再びグラウンドに戻り、白恋中対雷門中の練習試合。


吉「好きに戦ってみてちょうだい。吹雪くんの実力を見たいだけだから」

監督はあなたはベンチよと付け足し、私ははい、と返事をしてグラウンドを見ると。

吹雪くんはディフェンスにいた。


鬼道くんからボールを受け取り、染岡くんが上がっていく。

ディフェンスを力づくで突破し、目の前には吹雪くん。


吹「そういう強引なプレー、嫌いじゃないよ」

アイスグランドで染岡くんはボールを奪われ、吹雪くんが上がる。

味方にパスを出すも風丸くんがカット。


吹雪くん以外はあまり強くないみたいだ。

そして染岡くんがドラゴンクラッシュを放つ。


だが、吹雪くんは必殺技も使わず、いとも簡単にシュートを止めた。


吹「…出番だよ」

何か呟いたと思ったら先程とは別人のようになってとてつもないスピードで上がる吹雪くん。

瞳の色が、変わった?


パワーでどんどんと抜いていく。

明らかに雰囲気が違う。


吹雪くんはあっという間にゴール前。

吹「吹き荒れろ、エターナルブリザード!」


強力なシュートは円堂くんのゴッドハンドを破る。



吉「そこまで!試合終了よ」

しかし染岡くんは吹雪くんとボールを蹴り合う。



吹「こんなもんかよ!もっと俺を楽しませろ!」

そう言ってエターナルブリザードを打つ。


財前さん、壁山くんのディフェンスでコースが変わり、ゴールには至らなかった。


監督がそこまで!と手を叩くと吹雪くんはふっ、と落ち着いた。


吉「イナズマキャラバンに入って、私達と戦って欲しいの」

吹「はい、いいですよ」

染岡くんは走ってキャラバンに帰って行った。


白恋中で暖を取っているとレーゼからの破壊予告が。

《負ければ破壊が待っている。助かる道は勝利のみ》

一気に室内は緊迫した雰囲気に。


そして翌日。吹雪くんを入れた練習がスタートするも、単独プレーが目立つ。

秋「どうして誰にもパスを出さないの…?」

夏「昨日と同じだわ」


吹雪くんは、私の目には一人と言うよりは二人に見えた。




.

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しおらん(プロフ) - 凄くいいです!!無印大好きなので続きとても気になります!!更新頑張ってください!! (2022年11月30日 16時) (レス) @page19 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - 私も無印大好きです!更新頑張ってください! (2019年12月21日 20時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水月 | 作成日時:2019年4月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。