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響木さんに呼ばれ、宇宙人を名乗る連中によってボロボロにされた校舎にやって来た。
『どういうつもりですか、響木さん』
響「エイリア学園を倒せ」
『いくら響木さんの頼みでも、それはできません』
響「雷門には人が足りない、戦力が足りないんだ」
でも、と言いかけた私の言葉を響木さんが遮る。
響「お前が戦えるようになるまで待つ、決して無理には戦わせないと約束しよう」
『ずっと戦えなくても、ですか？』
自嘲ぎみに響木さんに問いかけると響木さんは頷く。
『…わかりました』
私がそう返すと響木さんは先にイナビカリ修練所に行っていてくれと言った。
あの響木さんがここまで言うんだ。
私を拾ってくれた恩を仇で返すほど私は最低ではない。
戦えるまで待ってくれるなんて言葉まで掛けてもらって。
イナビカリ修練所のエレベーターを降りて暫くして、雷門イレブンが降りてきた。
響木さんが行かないとなって不安がる選手たちを見て、どれだけ響木さんが信頼されているかがわかる。
響「紹介しよう、新監督の吉良瞳子くんだ」
吉良さんは真っ直ぐ理事に向かって歩きながらがっかりだと言った。
瞳「彼らは1度エイリア学園に負けているんですよ？」
円「だから勝つんです！」
雷門は誰も1度負けたからと言って下を向いてはいなかった。
それと、と再び響木さんが口を開く。
響「もう1人紹介したい奴がいるんだ」
誰ですか？と誰かが響木さんに尋ねる。
響「白木Aだ、これからチームの一員になる」
『…よろしくお願いします』
少し頭を下げて挨拶をする。
よろしくな！と円堂くんに握手を求められたのでこちらこそ、と答えて薄く笑った。
奈良でエイリア学園の襲撃があったと連絡が来た。
私は新しく貰った雷門イレブンのジャージを来てイナビカリ修練所へ向かった。
イナズマキャラバンで奈良へ行くと伝えられ、私に小さく大丈夫だと言って笑顔を見せてくれた響木さん。
響「お前達はきっとエイリア学園に勝てる！俺はそう信じているからな」
「「「はい！！」」」
円「行くぞ皆！！」
皆がそれぞれ座る中、私は1人で2人席の窓際に座った。
知らない奴だからか隣に座ってくる人はいなく、少しほっとしながら隣に荷物を置いた。
グラウンドが割れ、そこにイナズマキャラバンの道が開かれる。
「「「イナズマキャラバン、発進！！」」」
それぞれが思い思いの表情を浮かべながらイナズマキャラバンは発進した。
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しおらん(プロフ) - 凄くいいです!!無印大好きなので続きとても気になります!!更新頑張ってください!! (2022年11月30日 16時) (
レス) @page19 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
円堂天利(プロフ) - 私も無印大好きです！更新頑張ってください！ (2019年12月21日 20時) (レス) id: 4b53f6d2dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水月 | 作成日時：2019年4月2日 21時
