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「じゃあ明日の午後に駅に集合ね！」
帰り際、ジョングクくんはワクワクした様子でそう言った。
うーーん。
お風呂でぼんやり考える。
やっぱりジョングクくん、彼女と行きたかったんだよね。
私は二番目だよね。
「あいつは行けないから」
そう言ったときのジョングクくんの顔。
とっても暗かった。
彼女がどうして行けなかったのかは分からない。
でもジョングクくんは彼女とは行けなかったから、私を誘ったんだろう。
二番目の女。
それでも、いい、と思ってたけど。
やっぱり悲しい。
ジョングクくんの前では絶対泣いちゃダメだ。
そう思って必死に涙を堪えた。
誤魔化すようにマカロンを食べてお茶を飲んで、今日はそのレポートを見せてもらった。
それだけで終わった。
えっちもなし。
というか、前回と前々回と、なんで私は彼に抱かれたんだろう？
やっぱり彼女とできなくて？
彼女はジョングクくんに冷たいの？
ジョングクくん、もしかして寂しいのかな。
(私ならそんな思い、絶対にさせないのに…)
我慢していたはずの涙が一粒こぼれ落ちた。
お風呂の中にぽちゃんと落ちる。
彼がどうして私に好きと言ってくれたのか分からないけれど、嬉しかった。
本心ならもっと嬉しい。
でもきっと彼女の方が好きなんだろう。
お風呂を出るとスマートフォンが光っていた。
開くとカトク。
ジョングクくんからだった。
彼は意外とカトクをしてくれない。
男の子ってあんまり好きじゃないって聞くし、彼もそうなんだろう。
だからこうしてカトクが来るととっても嬉しいし、無駄にドキドキしてしまう。
まあ、自分から明日の事を聞くためにカトクして、その返信が来ただけなんだけど…。
《明日、ホテルの宿泊代は俺が出すので》
「ええっ！？悪いよ！」
思わず声が出てしまってハッとする。
慌てて返信。
《悪いよ！いくら？持ってく！》
《俺が出します！だからいくらか教えません！》
そ、そんな…
ジョングクくんは年下なのに。
アルバイトもしてないからきっとお金もそんなに持ってないのに…。
《私アルバイトしてるし、ジョングクまだお金もそんなに持ってないでしょ？》
そう送って既読がついた瞬間、まさかの電話がかかってきた。
「！？え、ジョングクく、、」
「Aさん、俺のこと舐めてるの？」
「え…」
「年下だからって、見くびってない？」
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ソラン(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます〜！テヒョンの作品も読んでくれたんですね(;o;)嬉しいです！更新は遅くなってしまいますが、これからも頑張ります！！ (2017年4月4日 1時) (
レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - 今までのテヒョンのお話も大好きで読んでいました。ソランさんの作品はキュンとしてすごく切なくて引き込まれます。これからも楽しみにしています。頑張ってください(*^^*) (2017年4月3日 0時) (レス) id: 7593378807 (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！本当ですか〜！嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
ソラン(プロフ) - しーさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜(;o;)お気遣い感謝します！これからも頑張ります！ (2017年3月28日 23時) (レス) id: 8103dd882b (このIDを非表示/違反報告)
みい - やばい。めっちゃキュンキュンする。 続きが楽しみです！ (2017年3月28日 19時) (レス) id: aeaf7211ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラン
| 作成日時：2017年3月6日 14時
