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そしてマレウス様は座り込んでいる私の視線に合わせるべく膝をつき、頬に手を添えた



「よかった。無事であったか」

「学園長から無事であることは聞かされておったが、我が目で見ん限りどうも信じられんでな。
マレウスの言う通り、元気そうでよかった」



優しく微笑んだマレウス様とリリア様に私は固まった
とんでもない量のキラキラエフェクトかかってないか、この人たちに



「グルルルル」



地を這うような唸り声にハッとしたときにはもう私はレオナさんの腕の中に突っ込んでいた



「うべっ」

「…………キングスカラー。何をする。
僕はAと話をしているのだが?」

「話をするのは別にいいぜ?
だが一々Aに触る必要はねぇだろ」

「なに?」

「なんじゃ、相変わらず器の小さき男よの。
A、そんな男よりももっと器の大きなマレウスの方がいいんじゃないかのう?」



バチバチと火花の散る現場
私はどうしよう、とラギー先輩を見るがラギー先輩も面倒臭いからこいつらさっさとここから消えろよ。みたいな顔をしていた
ラギー先輩、目は口ほどに物を言うという言葉知りませんか



「えっと、マレウス様もリリア様もセベクからご心配かけてしまっていたと聞きました。
要らぬ心配をかけてしまってすみません。
私は見ての通りちゃんと悪魔として戻れたので大丈夫ですよ!」



できる限り場を和ませようと満面の笑みを浮かべてみた



「…要らぬ心配などではない。我々は同族のようなもの。
頼れることがあれば直ぐに頼れ。
そこの平野の猫よりも力になれることだろう」

「肝心な時に現場にいなかったノロマなトカゲ野郎がよく言うなァ」

「…………………」



マレウス様とレオナさんって、こんなに仲悪かったのか……
お互いに超喧嘩売りまくってるじゃん



「それにしても、Aの魔力量がまた増えたのう。
少し青く光ってるのはその魔力のせいか?」

「あ、はい。魔力量が多すぎてどうやら炎の色が影響してるみたいです」

「そうか…その分の魔力を消費するとなれば大掛かりの特大魔法数発撃たんと元には戻らなそうじゃの」

「うわぁ」



そもそもそんなすごい魔法習ってないわ………

目の前では相変わらずマレウス様とレオナさんが喧嘩を続けている
良くもまぁそんなにお互いに煽りまくれるものだ



「そういえばマレウス様とリリア様はなぜここに?
植物園なんかいつも来ないですよね?多分」



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(プロフ) - 名無し13705号さん» ありがとうございます!更新頑張りますね^^* (2020年7月7日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおさん» たまには青エクの話入れないとクロスオーバーにならないと思いまして笑 泣き止んでくださいな笑笑 (2020年7月7日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し13705号(プロフ) - 今後の展開楽しみです!体に気をつけて頑張ってください!更新待ってます! (2020年7月6日 23時) (レス) id: 33de3eef08 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 獅郎のことが出てきて、最近の話も出てきて、もう泣きそうです!嘘です、泣いてます…!! (2020年7月6日 18時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 哭狼さん» いえいえ、お気になさらず!大丈夫ですよ(*^^*) きっとこうしてヒロインは事実上の奥さんになっていくんでしょうかね笑 (2020年7月2日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年6月30日 17時

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