教えてくれたこと ページ30
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『周りをよく見て』
『ここなら、貴方を縛るものは何も無い』
『だから、好きなことしようよ』
『嘘、花札知らないの！？』
『じゃあ教えてあげる。一緒にやろう？』
『人は人を縛れても、心は縛れないから』
『せめて今だけでも、自由になろう』
『肩の力を抜くって大切だよ』
『今まで、よく頑張ったね』
────
《スタート！！！》
轟君との試合がとうとう始まりました(白目)
こうなりゃヤケクソだわ。
私は足に力を込める。
「！？」
飛ぶ寸前、目の前にデカい氷が現れた。
しかも範囲が広い。
原作の決勝で最初にやってたやつ…！！
「まずい…」
───────
《いきなりかましたぁ！！ステージを覆う程の氷！！いきなり勝負決着か！？》
�爛咼�ビキビキビキ��
「そう簡単に負ける程ヤワじゃないんですよ」
私は氷を砕いた。
「危ない危ない」
「…嘘だろ」
呆然とした轟君の声が聞こえた。
視線は私の手元を見ている。
《おい、星平が持ってんのジャージだぞ！？どうなってんだ！？》
《おそらく、ジャージとステージを砕いた塊でブラックジャックを作って氷を砕いたんだろう》
《なるほど！解説ナイス！！しかしだとしたらあんな一瞬で即興武器作るとかすげぇな！？》
「見破るの早いですね先生？」
相澤先生の観察眼どうなってんだろ…
私は袖口の中から岩の塊を取り出す。
手に少し力を込めると、死柄木さんの個性みたいにボロボロと崩れていった。
私はそれなりに大きい
「凄いですねぇ紅白さん」
「……」
ごめん聞こえた！！
ボソッと覚えてねぇか…って言ったの聞こえた！！
ごめんね！！
轟君は氷を繰り出す。
こりゃまた広範囲の。
よし、呼吸遣わせてもらうよ悲鳴嶼さん。
「岩の呼吸・弐ノ型」
《なんつったアイツ》
「天面砕き！！」
「！！」
私は飛び上がってジャージを振るう。
轟君はとっさに氷を繰り出した。
ジャージに入った氷はそれに辺り、砕かれる。
轟君が出した氷も同様。
悲鳴嶼さんの刀は、鉄球みたいなもの。
袖口に氷を突っ込んだ簡易の鉄球(仮)。
というかブラックジャック？
どっちでもいいが、即興で作ったから使えるか微妙だったが、威力は十分なようだ。
これならいける。
私は、ペロッと舌なめずりした。
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
