【実況者】mikanの創作小説【短編集】 (ページ13)

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君がいたから【d!／zm】【運/営／rd】ページ13

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– zm side –

俺は実況者中学校(笑)の3年。

もう直ぐ卒業だ。

でも卒業しても、高校は一番仲良しならっでぃと一緒だから、良いけどね。

らっでぃとは小学校は違うけど、中学になってから話すようになり、仲良くなった人だ。

rd「ゾム…！」

zm「あ！らっでぃ〜」

rd「今日はいつもより酷くて、逃げて来ちゃった…」

何が酷いのかというと、虐めだ。

らっでぃによると、「内気な性格で、皆と馴染めなかったから、虐めのターゲットにされたんじゃない？」との事。

zm「大丈夫？」

rd「慣れた」

zm「慣れるもんちゃうんやけどな〜w」

rd「わら。w よ〜し、帰るか〜」

zm「んぇ？部活は？」

部活ごとに、する日・しない日の予定プリントを配られている。

テニス部は今日あった筈だが。

rd「いや〜同級生からの罵声が凄くってさぁ〜。その度に後輩くんに、助けてもらっちゃって。今日は行くの止めといた」

後輩くんとは"ぴくと"の事だろう。

ぴくとくんは、忖度が無いから、相手の意見を聞いた上で、自分の意見を言える凄い後輩。

2年生。

rd「それに、今日後輩くん居ないし(笑)」

zm「何で…何でそんな…」

rd「?」

zm「何でそんなヘラヘラ出来んの？！自分がされて、嫌な事はハッキリ嫌って言っt…」

rd「意味無いじゃん」

zm「は…？」

rd「そうでしょ。勝手に殴ってる連中が、好きで殴ってる連中がさ、いきなり俺の言う事聞くと思ってる？」

zm「…」

rd「〜っ、ごめんね？言い過ぎた。でも、俺も言ってみる事にするよ」

zm「ありがと…」

rd「良いよw 別に俺は、ゾムと一緒に居たいだけだしw」

zm「ホンマ？うし、なら帰るか」

rd「りょ〜」

その後は、2人で何気無い話をして帰った。

俺がらっだぁに放った一言で、状況が悪化する事に気付いたのは、次の日だった。

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