【オリジナル】ハッカー兼情報屋 (ページ3)

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放課後__

「青崎さん、これ教科書」

『ありがとう御座います』

俺は担任に教科書を全て貰った。

「あ、ねぇ青崎さん。質問良いかな?」

話しかけられ、そちらを向く。

『何か用?』

「青崎さんって、何でマスクしてるの?暑くないの?」

『…俺の事情だ。別に暑くない』

「そっかぁ…答えてくれてありがとうね。じゃあね、また明日!」

『あぁ、また明日』

そして、帰って行った。

「心、この後何かある?」

背後から波瑠に話しかけられた。

『…何も無いが…どうした?』

「仕事、したくてさ…」

『…あぁ、成る程』

「じゃあ決まりだね。何処か行こうか」

『了解』

俺等は中学校を出て、付近の公園に向かった。

「…何で此処?」

『これから情報を渡す相手が居るからな』

俺はパソコンでハッキングして情報を集めながら、波瑠と話す。

「…あ、あの…」

『ん?』

「アランさんですよね…?」

『そうだが』

「昨日依頼した者です。依頼内容は…どうですか?」

昨日コピーした情報を手渡しする。

情報屋には、2種類の情報提供の仕方がある。

実際に会って手渡しか、パソコンを通して提供するかだ。

「ありがとう御座います!」

依頼者は仕事に向かった。

『…波瑠分の情報もヒットした』

「どんな情報?」

波瑠はワクワクしながら、パソコンを覗き込む。

ーーー

場所：〇〇市△条

団体名：シャーバレット団

組織種類：暴力団

組長：煉獄漸次郎(れんごくぜんじろう)

副組長：丘村舞杜(おかむらまいと)

組員：45人

ーーー

「…は〜、強そう」

『波瑠だったらイケると思うがな』

…そういえば、このシャーバレット団って…ハッキングした人を狙いに行くんだったかな。

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