【オリジナル】ハッカー兼情報屋 (ページ19)

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短期契約最終日__

「心、2人きりで遊びに行くって楽しみだね」

『…そうか?』

俺は星羅とバスに乗っていた。

どうやら星羅が、俺と遊びに行きたいらしい。

『(…変わってる奴だな)』

星羅はずっとワクワクしているみたいだ。

その時

ﾊﾞｰﾝ__

「おい、死にたくなかったら手を上げろ」

「キャーー!!」

男が銃を発砲した。

『…バスジャックか』

「こりゃあ厄介だね」

『だな』

俺等は一応従う。

「…おい、そこの」

男は運転席から、俺に銃口を合わせた。

『何だよ』

「俺と良い事しねぇ?」

気色悪い。

『そんな事言ってねぇでさぁ…』

俺は立ち上がり、素早く動く。

『俺と殺し合いしねぇ?』

男の顔面を横から回し蹴りして、まだ回ってる足で銃を蹴り落とす。

「うぐっ…調子に乗んなよ…!」

拳で殴りにかかって来る。

『バーカ、俺に通用すると思ったら大間違いだな』

俺は拳を掴み、殴るのを阻止する。

「おーい!やらせてー!」

『おけ』

俺は拳を離して、しゃがむ。

その瞬間、星羅が突っ込んで来て、男の顔面を蹴る。

『痛そ』

男は俺等によって、気絶した。

『…さてと、運転手さん。コイツを警察に突き出すんで、バスを』

「感謝します!」

運転手さんが動かし始めた時

ﾌﾞｰﾌﾞｰ__

俺の携帯が鳴った。

『運転手さん、電話すみません』

「構いませんよ」

『…波瑠、どうした?』

「［ヤベェ!俺の今居るデパートが乗っ取られて、人質が出来ちまった!］」

『…は?マジで?』

「［マジだ…俺1人じゃ無理だから、2人で〇〇デパートに来てくれないか?］」

〇〇デパート…今から向かう場所だ。

『…OK。まず俺だけで向かう。星羅に仕事を任せる』

「［仕事?］」

『あぁ。ついさっき、バスジャックを倒したんだ。だから行く途中に警察に突き出そうと思ってたんだ』

「［…分かった。待ってる］」

俺は電話を切る。

星羅に話し、俺等はそれぞれの行動に出た。

『波瑠っ!!』

「心!来てくれたか!」

デパートに着くと、波瑠が警備員と一緒に共闘して、乗っ取り犯と戦っていた。

『俺も手伝うからな!』

俺は乗っ取り犯の顔面を蹴り飛ばして行く。

「死ねぇ…っ!」

『お前がな』

バッドを振り回して来た奴をぶっ飛ばす。

その後、星羅も合流し、1.000人以上居た乗っ取り犯を、倒す事に成功した。

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