【オリジナル】嘘だらけの殺し屋家族 (ページ3)

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中休み__

「まさかあんたと組むとはね…」

『そんなに嫌だった?』

「い、いや…別に…」

『ツンデレ姉さん』

「うっさい!」

父さんによると、大勢でグラウンドに集結してるらしい。

「私血飛沫とか見たくないから、さっさとやってね」

『残念。爆弾はそういうの無理だから』

「なら私が素早く首を切り落とすよ」

『大勢相手じゃ無理なくせに』

紗夜先輩と穂望先輩には申し訳ないなぁ。

『そんじゃ、いっせーのーで』

俺は爆弾を投げ、姉さんは爆弾の爆破範囲に居ない人達の首を切り落として行く。

『(派手嫌いのくせに、やる事派手なんだよな)』

あっという間に終わり、父さんから連絡が来た。

「［ご苦労。私達が片付けに行く。2人はいつも通りに］」

「ホント、何処で見てんだろ」

『父さんは結構謎だらけな人だしな』

父さんの言っていた“いつも通りに”とは、“お腹壊してた”・“落とし物を探しに行ってた”等言えば、皆はそれで納得する。

だから怪しまれないのだ。

『そんじゃ。紗夜先輩と穂望先輩によろしく』

「はいよー」

俺等は分かれた。

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