【名前変換オリジナル】病んでる女子高生はコイに落ちる (ページ3)

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結局、戻ってきてしまった。

私を嫌う教室に。

「お～?白金じゃんか～!」

「どぉこ行ってたんだよ」

ギャルやヤンキーであるクラスメイト。

私はコイツ等に虐められている。

虐めたいのか、殺したいのか、分からない範囲で。

「何見てんだよ」

『あっ…すみません』

謝ったのに、右フックが飛んで来る。

『いっ…』

こんな状況は、日常茶飯事。

先生も他のクラスメイトも、誰一人として助けてくれない。

『うっ、うっ、痛いよぉ…止めて…』

「“止めて下さい”だろ?」

『や、止めて下さい…!』

「…ばーかw 止める訳ねぇんだよなぁ」

もっと、足や手を飛んで来る。

授業中なのに、先生は見向きもしない。

『(もう…嫌だ…)』

そんな事を考えても、どうにもならない。

やっぱあの時、イケメン君の手を振り解けば…。

私は、こんな事はならなかったのかもしれない。

「白金ー、うるさいぞ」

先生から注意をくらう。

『すっ、すみません…いだっ…』

いくら言っても、満足するまで止まらない。

『(本当に…限界だよ…)』

心で呟いても、誰も気付かない。

あーあ…また、孤独だ。

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