#27 ページ3
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「ん〜…何か疲れたなぁ…」
(少年)は教室に戻り、机に顔を伏せていた。
「おーい、(少年)ー」
その時、クラスメイトに呼ばれ、顔を上げる。
「何ー」
「何か呼ばれてるぞ」
「りょうかーい」
椅子から立ち上がり、クラスメイトの元へ行く。
そこには1年生のぼうたいを着けた、女子が居た。
「何か僕に用ですか?」
(少年)が優しく聞くと、1年生の女子は話し始めた。
「1-1の天野 (少女)と申します」
「僕は2-3の白河 (少年)と申します」
2人はお互いにお辞儀をする。
「(少年)先輩に話があって…今日、放課後に話しませんか?」
「良いですけど、何処で?」
「じゃあ、玄関で待ってて欲しいです」
「分かったよ」
(少年)は(少女)にニコッと笑う。
「…ありがとう御座います」
(少女)は顔を赤らめ、教室に戻って行った。
「お前に告るんじゃ?」
「それは無いと思うけどね…だって初めて会ったし」
「中3の時にあったじゃんか。転入生に“おはよ”って言ったら“好きです”って返って来たじゃん」
「それはそうだけど…」
“絶対に無い!”と(少年)は言い張る。
その姿にクラスメイト達は面白くて、笑っていた。
放課後__
「すみません。待ちましたか?」
「いや、大丈夫だよ」
(少年)が待っていると、(少女)が急いで走って来た。
「話ってのは、(少年)先輩と仲良くしたいんです…」
「別に良いよ。後輩と仲良くなるの初めてだけど」
「私、付き合ってる人が居て遠距離なんです。中学の時に仲の良い男子で、高校に上がると仲の良い男子が出来ず…」
“彼氏居るんだ”と(少年)は心の中で呟く。
「そして、(少年)先輩って世間に称えられた方ですよね?そういう人に会えるってラッキーなので!」
(少女)は笑顔で(少年)を見る。
「あはは…何か言われると照れるなぁ…」
(少年)は頬をほんのりと赤くし、ニコッと笑う。
「話は以上です。2人で居る時、敬語外してもよろしいですか?」
「別に構わないよ」
「(少年)先輩、ありがとうね!また明日〜!」
「うん、じゃあね!」
可愛い後輩が出来て、心の中でガッツポーズをしていた。
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如月透(プロフ) - 躑躅さん» レスし直し出来ないので、個人的にコメントします。コメントありがとう御座います。沢山のコメントをして頂き、ありがとう御座いました。 (2023年3月17日 21時) (
レス) id: 5166517003 (このIDを非表示/違反報告)
如月透(プロフ) - 憐実ばてすとさん» レスし直し出来ないので、個人的にコメントします。コメントありがとう御座います。是非読んでみて下さい。 (2023年3月17日 21時) (レス) id: 5166517003 (このIDを非表示/違反報告)
躑躅(プロフ) - 透花@我々だファンさん» なるほど！有難うございます！ (2021年6月1日 18時) (レス) id: 71235383bf (このIDを非表示/違反報告)
透花@我々だファン(プロフ) - 躑躅さん» ん〜…そうだなぁ…なんか、長く更新出来る様な、夢小説とかかな？ (2021年6月1日 18時) (レス) id: 5166517003 (このIDを非表示/違反報告)
躑躅(プロフ) - 透花@我々だファンさん» お久しぶりです！新しい物語を追加しようと思うので、よければご意見ください！ (2021年6月1日 16時) (レス) id: 71235383bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2021年4月8日 0時
