まるで雪みたいに白く儚かった ＊ ページ11
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!! attention !!
ここから数話は下品なパートです。
閲覧は、自己責任でお願いいたします。
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「美琴ちゃんが入浴中にいるって、なんか変な感じだね」
「……」
「ね、風丸くん」
「……俺に話を振るな」
全身を洗い終わり、浴槽へと浸かる風丸と吹雪。
前髪と後ろ髪を縛り上げ、普段隠れている左目を露わにしている風丸は、洗い場で体を洗っている美琴を視界に入れないように努め、肩まで湯に浸かる。一方で吹雪は風丸の近くで浸かり、視線は大浴場の全面ガラスの先の、どこか故郷を思い出す雪景色へと向けられていた。
「というか、今日の大浴場はずいぶんと人が少ないね？」
景色から視線を外した吹雪は、大浴場全体を見渡す。
確かに、今日の大浴場は普段と比べて人口が少ない。洗い場にいる美琴、浴槽に浸かる吹雪と風丸＿＿
「それに珍しいね、不動くんがいるなんて」
「まあ、好奇心旺盛な年頃なもんでな」
吹雪や風丸たちから少し離れた浴槽の足場に腰をかけ、目にかかった水が滴る髪を雑に払う不動、の四人だけ。
普段ならこの時間帯の大浴場には、もっと人が居るはずだが、今までの美琴と顔が全く同じである『彼』と共に入浴するのはなんとなく気が引けてしまうため、三人以外の多くの面々は、彼と入浴時間が被るのを避けたのである。
「ふふっ、風丸くんと一緒だね」
「おい勝手に俺を混ぜるな……それに、」
＿＿西川を誘ったのはお前だろ。
呆れた顔で、吹雪の問題発言を撤回する風丸。しかし当の本人である吹雪は「えー、そうだっけ？」と面白おかしくクスクスと笑い、彼の注意も虚しく当の本人には効果のないようだ。風丸は「はあー…」と、これ以上追及する気にもなれずに溜め息を吐くばかり。
「そんなことより、」
＿＿見てみてよ、すごく綺麗だよ。
水音を立てて景色から体の向きを変えた吹雪は、風丸がわざと意識しないよう背にしていた美琴の方へ、視線を向ける。
「♪〜」
浴槽にいるメンバーから視線が向けられていることに気づいていない当の美琴は、何やらご機嫌そうに鼻歌を歌いながら湯船に背を向け、念入りに体を白い泡で包んでいた。
「風丸くん、」
「……なんだ」
「顔赤いよ？」
「……そんなことない」
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お久しぶりです、ひつじです。
ずいぶん前から下書きはできていたのですが、推敲が今頃になってしまいました(笑)
文字数が限界になってしまったので
私の話は次回に持ち越します(笑)
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想像するくらいならいいですか？ ＊→←誰と重ねた、なんて言わない
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ロボッピ(プロフ) - 続きがすごく気になります。更新頑張ってください (6月30日 18時) (
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作成日時：2020年10月4日 3時
