7人。2

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青side





みんなで照史ん家に集合して、向かったのは雑居ビル。









雑居ビル言うても、割とキレイでオシャレな店がいっぱい入っとる。









神ちゃんとはまちゃんがおるのは、そのビルの3階。









階段を上がるとすぐ横に扉があって、ドアプレートが掛けてある。









プレートには「はまだギター教室」の文字。









はまちゃんは、働いてた工場を辞めて、ギター教室を開いた。









ずっと前からの夢やったらしいんやけど、稼ぎが少ないからって諦めてたんやって。









やけど、神ちゃんのギターを聴いて、一緒にやろうって思ったらしい。もちろん神ちゃんもオッケーしたし、奥さんも了承してくれたんやって。









しかも、ここのギター教室は普通の教室やない。障害を持った人も教えるギター教室なんや。









もちろん普通の人も教えてて、どんな人でも1人1人丁寧にメニューを組んで教えるから絶対に上手くなるって評判。









もちろん2人のスキルの高さと、そういうとこの優しさがそうさせてるし、視覚障害のある神ちゃんがギター弾いてるのを見て、障害があっても出来るんやっていう自信になんねんて。









橙「はまちゃーん！神ちゃーん！来たでー！」









照史がでかい声で入っていき、それに続いてみんなも入ると、すぐ横のカウンターに奥さんが立っとって、人差し指を口の前に当てて「静かに」の合図をしてきた。









夏「しーっ！もうちょっとでレッスン終わるから待ってて！」









橙「はーい、ごめんなさぁーい」









黄「お前、絶対反省してへんやろw」









橙「あ、ばれた？」









黄「ばれた？ちゃうわい！」









夏「やから静かにって言うとるやろ！？」









おいおいw









2人してあほやなw

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