7人。2

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桃side





大阪に着いて、そこからタクシーで照史ん家まで来た。









みんな待ってるよな？









そう思って急いで入れてもらって、リビングに行くと、まだ神ちゃんが来てなかった。









橙「望来たから、話すで」









「待って、神ちゃんは？」









橙「その神ちゃんに関しての話や」









…………神ちゃんに関しての話？









それでみんなこんなテンション低いって、悪い話ってことなん？









橙「3週間くらい前からさ、みんな神ちゃんと連絡取れんくなってたやろ？」









そういえばそうやった。









前に流星と照史と遊んだときに神ちゃんに買った服をいつ渡そうか電話したときに出んかった。









そんときは、電話出れへんことなんてようあるし、また今度かけ直そうと思ってたんやけど、その後ずっと仕事が詰まってて忘れてたんや。









まさか誰も連絡取れてなかったなんて……









橙「それでな、この前しげが1人で神ちゃん家行ったときは居留守しててん。それを俺が聞いて、おかしいと思って今度は俺も一緒に行ったんや。

そしたらちょうど帰ってきたところに会って、中に入れてくれて、話しようと思ったら……

神ちゃんに、ほんまは俺なんかの相手したないんやろ？気ぃ使うとかええから、もう関わらんといてって…………」









………………え？

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