54話 別の恋 ページ16
場所は少し変わり弓道場入り口前
そこには1人の女子学生
まだピシッとした新しい制服を着ていることから1年生だろう
その子は弓道場の扉の前をを行ったり来たり…
「弓道場に何か用かな？」
その声は丁度弓道場を出てきた正樹のものだった
誰もいないだろうと思っていた女子学生はいきなり声をかけられたことで固まってしまう
正樹「…もしもーし 大丈夫？」
正樹は女子学生の顔の前で手をひらひらと振っていると…
？「っ！す、すいません！！」
ようやく気づいたかと思うと唐突に誤り、颯爽と何処かへ逃げてしまった
正樹「なんだったんだ…」
残された正樹は呆然と女子学生が逃げて行った方向を見ているしかなかった
---------------------------
そして次の日また次の日とその女子学生は弓道場の扉の前に来ては悩み、最後はやはりそのまま帰って行くといった姿をAや直也達も目にしていた
A「どうしたんだろうねあの子」
正樹「誰かに用があるって感じじゃなさそうなんだけど…」
直也「そっとしておくのが一番じゃないか？」
ふと外を見ると今日もあの子の姿
すると偶然にも目があってしまった正樹
正樹「…あ！ちょっと待って！！」
目があった瞬間走って行ったのを正樹が急いで追いかける
正樹「待ってってばっ！」
？「…！」
追いついた正樹はバシッと女子学生の手を掴んだ
---------------------------
里佳子「弓道場の見学に来たけど時間が間に合わなくてタイミングを逃し、入るに入れなくなり今に至る…要するにこういうこと？」
正樹「そーいうことらしいよー？」
里佳子「なるほどね…(汗)」
それはあの後正樹が聞き出した内容だった
今はそのことをAや直也、里佳子に話しているところだ
里佳子「で、その子の名前は？あんたのことだから聞いてきたんでしょ？」
正樹「当たり前〜…ってその言い方は気に入らないけど…まーいっか。名前は忽那蛍ちゃん 1年3組の子で、可愛かったよ♪」
直也「そこまで聞いてねぇよ」
---------------------------
金谷正樹と忽那蛍
この二人の出会いは偶然か必然か
これは新たな恋が始まるかもしれない…そんな出会いの話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白銀の九尾、白火@ルア - わふー！久し振り！読んだぜ！訳あって携帯だけど気にすんな！流石鈴臨だね♪また更新楽しみだよ！ (2014年2月27日 8時) (携帯から) (
レス) id: fe3c4aef14 (このIDを非表示/違反報告)
ふわの*(プロフ) - 「丁重にお断りさせて頂きます」黄瀬が黒子っちにフられたトコですねｗ (2013年8月18日 19時) (レス) id: f6dd477fe8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴臨 - ありがとー！！これまで見てくれてありがとね！！続編も頑張りますっ！ (2013年2月28日 21時) (レス) id: dcd8aaebcc (このIDを非表示/違反報告)
白銀の九尾、白火 - イヤー><！！続編おめでとう♪コメントも評価も、僕が一番なんだ！！頑張ってねー！ (2013年2月28日 17時) (レス) id: 57862f179e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鈴臨 | 作成日時：2013年2月27日 21時
