額に傷を持つ2人~炎のゴブレット<転･結>~《ハリーポッター》 (ページ26)

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ビル｢相当君のことを愛しているみたいだね＿＿＿幸せ者じゃないか｣

ビルと双子やハリー達が大笑いしているのをよそにモリーおばさんは口をパクパクと動かしていた｡

？｢A！｣

大広間の入口から大きな声が響いた｡先生達も生徒もモリーおばさんもとってもびっくりしてるみたいだった

『シリウス!』

私は席を立ち上がり道の真ん中に降り立った｡みんなの注目が集まる中､彼は長い髪を靡かせて私の元まで走り私を抱きしめた

勢いで私はふわり体が宙を浮いた｡ダンブルドアの方を見ると朗らか調子で微笑み､ハリー達の方見るといつもの事だという感じだ

モリーおばさんはまたパクパクと口が痙攣していたが…

シ｢君からどんだけ待ってもペンダントから声が聞こえないから､逢いに来たんだ｡もしかして忘れていたわけじゃないだろ？｣

シリウスはみんなの注目など気にしてないようで学生に戻ったかのように顔を輝かせて言った

『時間がなかっただけだよ』

そう話す私をよそにロンはモリーおばさんに私とシリウスのダンスパーティーを話しているみたいだった

ハ｢シリウス､今日の課題来る？｣

シ｢勿論行くさ！幸運を祈ってるよ＿＿＿それでハリー､Aを長いこと借りていいかい？｣

シリウスは待てが出来ない犬のように目を輝かせて言った

ハ｢別に問題ないと思うよ｣

ロ｢あ！でもシリウス晩餐までにはAを大広間に送り届けてね＿＿＿Aは色々と忙しいから｣

『意外としっかりしてるねロン』

私がケラケラ笑うと｢Aよりかはしっかりしてると思うよ｣とロンに返事をされた

シ｢勿論！分かってるさ｡それじゃあまた後でだ｣

シリウスは意気揚々に言うと私の手を引いて注目を集めながら大広間を後にした

『＿＿＿みんなに注目されていたよ｡あんな風に登場してくるから』

シ｢ダンスパーティーよりじゃないさ｡君の美貌に誰もがうっとりとしていたさ｣

『冗談やめてよ､綺麗な人は沢山いるってば』

｢私はそうとは思わないがね｣と優しい声色を含んでいつか寝っ転がったり犬になってじゃれあった所まで来ていた

そしてシリウスは暴れ柳が丁度よく見え､尚且つ攻撃されない場所に腰を下ろした

シ｢緊張してるかい？｣

『そりゃしてるよ｡これが最後の課題なんだから､ハリー達と一緒に結構色んな呪文の練習をしたんだ』

シ｢大丈夫､君達2人ならきっとできるさ｣

シリウスはそういうと私の隣で空を見上げるようにして寝っ転がった