額に傷を持つ2人~炎のゴブレット<転･結>~《ハリーポッター》 (ページ23)

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ロ｢2人とも､まだあいつがどうやって情報を仕入れたのか分からないのかい？｣

ハー｢ずーっと調べてるわ｡……ちょっと待って！もしかしたらあの方法しかないわ！私ちょっと図書室行ってくる！｣

ハーマイオニーはそういうとカバンを持って大広間を出ていった

ロ｢嘘だろ？後10分で魔法史の試験だって言うのに…よっぽど嫌ってるんだな｡それで2人はどうするの？本を読んで時間を潰す？｣

『そうだろうね』

そうだ､私とハリーは試験を免除されてる｡(これによって私のサボりも拍車がかかった。)

だから私とハリーは1番後ろの席で役に立ちそうな呪文を覚えていた

マ｢ポッター､スリザリン｡代表選手は朝食後に大広間の小部屋に集合です｣

ハ｢先生､でも試合は今夜ですよ｣

ハリーは始まる時間を間違えたかと思ったのかうっかり炒り卵を落とした

マ｢それは分かっています｡＿＿＿いいですか代表選手の家族が招待されて最終課題の観戦に来ています｡皆さんにご挨拶する機会だというだけです｣

マクゴナガル先生はそういうとクルリと向きかえて､私とハリーは唖然とした

ハ｢まさか､マクゴナガル先生…ダーズリー達が来るとでも思ってるんじゃないだろうな？｣

ロ｢さぁ？＿＿＿僕､急がなくちゃ！試験に遅れちゃう｡またねA！ハリー！｣

ロンの後ろ姿を見送り､ほとんど人の居ない大広間で朝食を済ませた

他の代表選手が入っていく中､私達はただぼんやりとそれを眺めていた｡

ハ｢ねぇダーズリー達が来ると思うかい？｣

『来ないと思うよ…だって普通じゃないことを何よりも嫌ってたし』

ハ｢ねぇ部屋には行かないで図書室に行かない？｣

『それって名案!』

そう言って席を立ち上がると部屋からひょっこっとセドリックが顔を出した

セド｢早く２人とも来いよ｡みんな待ってるよ！｣

私達は顔を見合わせた。ここで聞いていませんでした､みたいな嘘はつけない＿＿＿私達は渋々部屋の中に入った

扉のすぐ内側にはセドリックの両親がちょっと先にはクラムの＿＿＿そしてその先にはフラーのご家族がいた

フラーは私とハリーを見つけると手を振った｡あれからというもの仲良くしてもらってる

それから＿＿＿＿＿＿暖炉の前で手を振る｡モリーおばさんとビルが目に入った｡私とハリーはニコニコして駆け寄った

モリ｢びっくりでしょ！貴方達を見に来たかったのよ！｣

モリーおばさんはそういうと私とハリーの頬にキスをした｡

ビル｢元気かい？｣