額に傷を持つ2人~炎のゴブレット<転･結>~《ハリーポッター》 (ページ19)

今日:40 hit、昨日:21 hit、合計:90,565 hit

169 ページ19

ロ｢ダンブルドアもあの人が強大になりつつあるって思ってるのかい？｣

私とハリーはあの後談話室に戻り､ロンとハーマイオニーにあったことを全て話した｡もちろんシリウスにもペンダントで話した｡

衝撃の事実だが､ハリーが見たダンブルドアの記憶にはスネイプが元死喰い人だったとかバクマンさんは情報を流したという裁判を受けたとか＿＿＿そしてそこには若き日のリータがいたとか

『多分＿＿＿そんな感じのことは言ってた』

ロンは私の言葉を聞くと寒くもないのにブルっと体を震わせた

ハ｢あの裁判でスネイプは死喰い人って言われたけど､ダンブルドアは元死喰い人って言ってた｣

ロ｢＿＿＿信用できるかい？元死喰い人だったとしても｣

『完全には信用できないさ｡でも何回も助けてくれたのは事実だろう？』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『はぁ……』

私は1人､授業をサボりあの暴れ柳の枝が当たらないぐらいのところで空を見上げて寝っ転がり､ため息をついた

トムのところに行っても良かったのだが､きっと嫌味しか言わないだろうなと思い1人でいた

ハーマイオニーとロンはもう少しで期末試験って言うのに私とハリーに沢山の時間を費やしてくれてる

授業じゃ学ぶことのなかったような強力な呪文や色々と役に立つ呪文を4人で覚えた

"僕達が全員闇祓いになる時のためのいい訓練さ"

ロンがそういった言葉が頭の中を巡った｡

『もう､あの3人と同じ道を歩むことも出来なくなるのかな…いやきっとそうだろうな｡』

彼らがこっちの道に落ちるなんてことは無いだろう｡何があっても＿＿＿そうはさせない

逆に私が闇祓いされる人になるんだからなぁ＿＿＿闇の帝王は力を増している｡これはダンブルドアもそう思ってるようで間違いはない

なら闇の陣営に入るのもそう遠くもないって訳だ＿＿＿どこまであの3人と居れるかな

このホグワーツを卒業するまで？それともその先まで？叶うならその先も一緒にいたいな

？｢Aまたサボりか？みんなと一緒にいるよう言っただろ？｣

『シリウス､サボりじゃないさ｡ちょっとした課外授業だよ』

シ｢1人だけでかね？｣

『そうそう､たまには息抜きも必要でしょ？』

シ｢君はいつも息抜きしてると思うがね｣

『こりゃ手厳しいな｡まるでハーマイオニーみたいじゃないか』

彼は｢ﾌｯ｣と笑い長い前髪をかきあげて私の隣に寝っ転がった｡ふわりと彼らしい甘い香水の香りが鼻をかすめた

シ｢やんちゃなお姫様はどうしてここに｣