49.サシ飲み�� ページ18
sideA
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「ユキちゃん、よかったらもう一軒行かない？」
まだ若干の緊張残ってるけど、飲みたい欲がギリギリ勝つ
「いいね！行こ」
「この前はしもっちゃんに教えてもらって気になってたお店あるんだよね」
「涼くんのおすすめなの？なんか怪しい(笑)」
「ハハハッ 言いたいことはなんかわかるけど、大丈夫
ただの居酒屋だから(笑)薄暗いバーとかじゃないよ(笑)」
「それは安心だ(笑)」
作ちゃんが連れてきてくれたお店は本当に薄暗いバーではなくて
赤ちょうちんよりちょっと綺麗な居酒屋さん
「いいね、ここ」
「雰囲気素敵だよね」
「涼くんいいところ知ってるな」
「ね、さすがだよね」
「さっきも思ったけど作ちゃん、お酒好き？」
「ん〜まぁ、嗜む程度に」
「それ言う人、大体強いし好きだよね」
「ユキちゃんも好きでしょ？」
「うん、まぁ嗜む程度に」
「真似しないでよ(笑)
ユキちゃんは普段誰と遊ぶの？藤井ちゃん？」
「なぁくんと黎、矢花とご飯行くことは多いかな」
「バナさんか〜同級生だもんね」
「そう、同い年だしなんか話しやすくて」
「みずっくんとかはしもっちゃんとは行かないの？」
「なんか先輩っていう印象強くて、同い年って感じしないんだよね」
「わかるかもしれない」
「黎とかもちろん作ちゃんも先輩だけど、やっぱり入ったときにはもうガッツリお仕事してた2人は大きいね」
「そうだよねぇ、、俺いまだに先輩だなって思うことあるもん
同じグループでも」
「偉大だよね、はしみずは」
はしみずについて話していれば段々と飲むペースがいつも通りになる
「え、ちょユキちゃん大丈夫？あんまり飲みすぎないでね？」
「いつもより飲んでないよ」
「いつもどんだけ飲んでんの(笑)」
そう言って笑う作ちゃんは
私のペースに余裕そうに着いてくるから相当イケる口だな〜なんて。
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作者名：太郎 | 作成日時：2025年1月17日 23時
