プロローグ 第一話 ページ2
かぶき町の一角に大きなビルがある。そこは大きな会社となっていて名は「桜海会社」。ここで働く人はその会社の名前を苗字にしないといけないというルールがある。
私は小さい頃に親を亡くし、頼れる人もいなかった。そんな時、路上を徘徊する私に声をかけてきた人がいた
?「お前、家族はいねぇのか?」
それが私が働くことになる会社の社長である
社長「親はどうした?なぜこんな所をうろついてる」
『パパとママは死んじゃったの…だからAね、一人ぼっちなの』
社長「そうか。なら俺がパパになってやる」
『え、ほんとに?』
社長「あぁ。だからパパについておいで」
『うん、パパ……パパ!!』
社長「よしよし、お前はこれから俺の子だ。だから苗字も変えないとな!」
『みょーじ?なにそれー?』
社長「お前の名前だよ。そう言えばさっき、自分のことを「A」とか言ってたよな。なら桜海A!これがお前の名前だ」
『わかったよパパ!おうかい!おうかい!』
社長「気に入ってくれて嬉しいよ…ホントに」
まだこの時は知らなかった。社長があんなにも恐ろしい人だったなんて…
私が10代になった頃
社長「ゴラァ!ちゃんと運べって言っただろ!何回言わせればいいんだ!」
『ご、ごめんなさい!ごめんなさい!』
お茶を持ってこいと言われたので持っていったら、謝ってこぼしてしまったのだ
社長「そんなんじゃ、地下に閉じ込めるぞ!」
地下とは、使えない人が入れられる牢獄がある場所。そこには数々の人が入れられている。そこに入ると生きては出られない
『い、嫌だ!ちゃんとします!だから許してください!』
社長「次はねぇからな!」
『はい!ごめんなさい!ごめんなさい!』
部屋から出て、自分の部屋に戻る
『うぅ、なんでこうなったのッ……うわぁぁん!』
私はただ泣く事しか出来なかった
それから4年後…
泣き虫な子供だった私も大人になった。あれから私は感情を捨てた。とにかく社長に怒られないように、たくさん尽くしてきた
社長「お前も大人になったなA」
『これもご主人様のおかげです』
社長「お前なら出来るって信じてたよ。これから先もお前は俺の専属メイドだ。いいな?」
『はい、おうせのままに』
あぁ、私は一生この人に仕えないといけないのだろうか
本当にこれでいいのだろうか
いや、私にはこの場所にしか生きる意味がないんだ
ラッキー☆キャラ
坂田銀時
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えりまんぎゃろ - すごくおもろいです!!更新楽しみにしてます! (2021年1月20日 0時) (レス) id: 8f639943b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます (2021年1月15日 6時) (レス) id: ab0043eae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スカイ | 作成日時:2020年12月24日 18時